概要
「寛容は弱さの印」のモットーで有名な悪名高き「髑髏師団」の通称で知られる。
前述のとおり、強制収容所の看守が中核になっている上、初代師団長のテオドール・アイケが軍隊的なものを嫌っていたことから親衛隊の規律を気にしなかったので、親衛隊の中でも浮いた存在だったという。
更に恐ろしい事に、師団長のアイケのリーダーシップの高さや、高級士官としての軍事教育を受けていない(アイケは軍人出身ではなく、若い頃は警察官や会社員をしていた)にしては作戦指揮能力が意外と高く(出世してからかなりマジに勉強したらしい)、悪名が高いだけでなく戦闘能力も高かったというある種始末に負えない師団。
アイケが敵中で戦死した時には部下たちは彼の死体を奪還し、きちんと軍葬したというエピソードまであったりする。
師団章は、「死ぬまで戦う」という意味を持つトーテンコップ(頭蓋骨)の紋章。