ウッズマン(Woodsman)はアメリカのコルト・ファイアアームズが1915年に発売した競技用のオートマチックピストル。
もともと、コルト オートマチックピストル ターゲットモデル(Colt Automatic Pistol Targetmodel)という名称で販売されていたが、1927年からウッズマン(Woodsman:森の住人)の愛称が与えられた。
概要
22口径の.22LR弾を使用する競技用のピストル。銃そのもののサイズは大きいものの競技用として扱いやすいように威力が低く抑えられている。
ジョン・ブローニングがコルトの技術者数名と共同で開発した。
作動方式はストレートブローバックで、装弾数は10+1発。
途中、民間向けが第二次世界大戦による生産停止を挟んだものの、1915年から1976年までの長きに渡って製造された。
製造期間が長く、多数のモデルが販売されたため、銃身やグリップ、照準器などバリエーションが豊富。