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機体データ編集

形式番号YFX-200
全高21.55m
重量81.83t
主なパイロットシホ・ハーネンフース

概要編集

ザフトが地球連合軍から奪取したGAT-Xシリーズに搭載された小型ビーム兵器の技術検証のため、シグーを基に開発した実験機である。

ディープアームズとは「Directional Energy Emission exPerimental Arms=指向性エネルギー放射兵器試験機」の意。


ザフト製MSでは初となるビーム兵器を標準で搭載した機体で、両肩外側に配されたユニットと左腰に挿した剣がそれぞれビーム兵器となっている。


ユニットの重量を軽減および冷却材搭載のためにシグー従来のバックパックが新設計のコンポーネント・バックパックに変更され、射撃精度向上のためブレードアンテナの増設と強化型複合センサーの搭載にともなう鶏冠の形状変更もなされた。


4機が製造され、その内の1機には発振システムの開発に携わったシホ・ハーネンフースが搭乗。

コロニー・メンデル宙域や第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦、南米独立戦争などに参戦している。

シグー・ディープアームズ


アニメでは残りの3機のうちの1機が、スペシャルエディション3のヤキン・ドゥーエに突入するジャスティスガンダムらを迎撃するシーンで火器運用試験型ゲイツ改と共に登場している(TV放送版はジンとシグー)。


武装編集

JDP8-MSY0270 試製指向性熱エネルギー砲編集

両肩外側に配された、10m近い全長を持つビーム砲。

バックパックから伸びたアームによって保持されている。

GAT-Xシリーズのビーム兵器と比べてかなりの大型となっているが、これは信頼性を重視して在来の発振ユニットと冷却システムを用いたためである(その関係で、大きさに反して威力が控え目)。

性能や威力こそGAT-Xシリーズのビームライフルと遜色ない再現度をしているが、在来の冷却システムを採用した関係で冷却ガスが払底すると使用できなくなるセーフティーが掛けられている。

一応セーフティーは手動で解除可能だが、砲身が溶解してしまうため1発が限度。

またユニット尾部には、機動性の低下を防ぐため可動式のスラスターが増設されている。


以後ザフトで作られたビーム兵器のほぼすべてが当ユニットを基に開発されることとなったため、ザフト製ビーム兵器の祖ともいえる。


NOL-Y941 レーザー重斬刀編集

左腰にマウントされた接近戦用の武装。

見た目は小型のシュベルトゲベールといった感じだが、これは鹵獲に失敗したストライクガンダムとの交戦データを基に開発されたためである。

なお、開発は3週間という短期間で行われた(ビームサーベルに比べて構造的に簡易だったからと思われる)。こちらに冷却ガスが使用されているかは不明。


MMI-M7S 76mm重突撃機銃編集

シグーの標準装備。固有装備ではないが『SEED MSV戦記』で使用が確認されている。


立体物編集

HG SEEDシリーズにてラインナップ。

モビルシグーの流用キットであるが、大部分が新規造形となっておりレーザー重斬刀が付属する。また、シホ・ハーネンフースのパーソナルマーク等のマーキングシールも付属する。

なお、余剰扱いだがランナーに76mm重突撃機銃がそのまま残っており、持ち手も含めて完全に組むことが可能。


関連動画編集


関連タグ編集

機動戦士ガンダムSEED MSV シグー シホ・ハーネンフース

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