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概要編集

基本的にはアサルトライフルが誕生する過程で生まれた、現行のアサルトライフルとは少し特性が違うライフル銃。

また呼称から軍用のボルトアクションライフルなども含むこともある。

さらにバトルライフルは「高威力(大口径)のアサルトライフル」として扱われることもある。

あくまで一部の軍用用語なので世界共通の分類ではない。


(以下、一部バトルライフル - Wikipediaの文章から抜粋)


アサルトライフルに対し、銃身が長く、弾薬はスプリングフィールド.30-06弾、7.62×51mm NATO弾や、7.62×54mmRといった大口径弾が使用される。上記のように長い銃身を持った銃はフルレングス、7.62×51mm弾のような薬莢全長が比較的長く高威力で、口径が大きく弾頭の重い弾はフルロード弾と呼ばれている。フルロード弾は貫通力や有効射程に優れ、フルレングスは銃身が短いカービン銃よりフルロード弾の性能を引き出せる。上記の特徴から、バトルライフルという呼称は、フルサイズ弾を使用し、フルレングス銃身を備える銃を指すことが一般的になっている。(文章中に「フルロード弾」、「フルサイズ弾」という二つの言葉を使用しているが、これは抜粋元の意図を正確に伝達するため、同義と考えられるもののあえて書き分けている。)

欠点として、フルオート機構を備えた銃もあるが、大口径と長銃身とが相まって、フルオートのバトルライフルの反動の制御は、非常に困難か、事実上不可能なことが多かった。このようなフルオートのバトルライフルは重く、命中率は高いが取り回しが難しいということが戦場で実証された。

後にAK-47M16のような小口径弾を採用した軽量なアサルトライフルが戦場の主役となり、大きく重いバトルライフルは次第に脇役へと追いやられたが、アサルトライフルの射程を超えるような遠距離戦では重宝されており、何だかんだで現在も生き残っているジャンルである。

各国軍事組織の使用するボディアーマーの性能が飛躍的に向上し、小口径弾では敵兵の足止めが難しくなっている昨今では、威力に勝る大口径弾が使用出来るバトルライフルに注目が集まっており、アメリカ軍が正式採用を決定した次世代ライフルであるM5は長銃身で大口径弾を使用するバトルライフル寄りの設計になっているなど、ある種の先祖返りが起きている。


アサルトライフルとの違い編集

バトルライフルを定義するにあたって、アサルトライフルとは以下の特徴を持つ

  • バトルライフルと比べ威力の低い小銃弾を用いる。また弾体の全長も比較的短い
  • このためアサルトライフルはバトルライフルよりも反動が小さい

またバトルライフルはレバー/ボルトアクションライフルやセミオートマチックライフルなども含み「アサルトライフルは除く」とは定義される物の、必ずしもアサルトライフルと相対するものではない。

マァぶっちゃけてしまうと一部の分類厨(までは言い過ぎだが)が勝手にアサルトライフルから分化させたカテゴリーであり、実質は現在のアサルトライフルの性能要求と照らし合わせてそれに見合わない(威力が必要以上に大きくて無駄に反動がありフルオート機能が飾りの)銃をこう呼ばせようとしているに過ぎない。

アサルトライフルの黎明期である二次大戦~冷戦時代においても、現代においても「バトルライフル」として設計された自動小銃は存在していない。(現代に新生した「バトルライフル」はアサルトライフルの大口径バリエーションという位置づけのものが殆ど)

四大アサルトライフル(リンク参照)の内2機種がここでバトルライフルとして紹介されているのがその最たる証拠である。


バトルライフルの一例編集


参照・参考記事編集

バトルライフル - Wikipedia

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