概要
イネ科シロガネヨシ属(コルタデリア属)の多年草。パンパと呼ばれる南米の草原地帯に自生していることからこの名がある。秋につける花穂は白金色で、ススキに似ているが穂が毛ばたきのような形になるので容易に見分けられる。草丈は2〜3メートルと高くなることから「オバケススキ」の名で呼ばれることもある。
代表的なオーナメンタルグラス(観賞用のイネ科・カヤツリグサ科植物)で、花穂はドライフラワーとして室内を飾ることも多い。園芸種はピンク色の花穂をつけるものもある。とても大型になるので家庭の庭先で育てるのは難しいが、1m程度の矮性の種であれば鉢植えできなくもない。
寒さにはやや弱いもののとても丈夫で、温暖な地域では野生化しているものもある。ただし、日本では在来種のススキが優勢のためか問題視されることは少ない。