概要
イギリス製作のゾンビコメディ映画。イギリス現地では2012年8月23日、日本版は2013年1月12日にそれぞれ初公開。
ロンドンの下町と言われるイーストエンドに大量発生したゾンビ達に銀行強盗と老人ホームの老人達が協力して駆逐して行くストーリー。ハイライトシーンは歩行器の老人とゾンビによる映画史上最も遅い鬼ごっこ。
あらすじ
東ロンドン、生粋のコックニーであるテリー(ラスムス・ハーディカー)とアンディ(ハリー・トレッダウェイ)のマクガイヤ兄弟は、祖父レイ(アラン・ウォード)が暮らす老人ホームを閉鎖の危機から救うべく、銀行強盗を計画する。
錠前破りのいとこのケイティ(ミシェル・ライアン)も計画に参加するが、助っ人として呼ばれたダメな強盗デイヴィや、戦争の古傷のせいでキレまくるミッキーに不安を覚える。一行は人質を取って現金強奪に成功するが、出口にはすでに警官の姿。しかし警官たちは、工事現場に眠っていた遺跡から目覚めたゾンビたちに襲われる。
マクガイヤ兄弟は人質2人と共にその場を逃げたが、ゾンビはロンドン中を埋め尽くしていた。そのころレイたちの老人ホームもゾンビの襲撃を受け、老人たちは施設に立てこもる。果たして、祖父と孫で下町の労働者階級のガッツでこのゾンビ・パニックを生き延びることができるのか。
ゾンビ及びその他登場人物
ゾンビ
再開発の工事現場で発掘された古代遺跡から現れた。噛まれた人間はゾンビに変身する。『ワールド・ウォーZ』のような足が速いタイプではなく遅いタイプ。フーリガンがゾンビになるとなぜかフーリガン同士で喧嘩をする。
テリー
主人公。老人ホームに住む祖父達のために銀行強盗を決意する。
アンディ
テリーの弟。「俺と兄貴をなめるな!!」を良く言う。
レイ
テリーとアンディの祖父。第二次世界大戦の時は年齢をごまかして連合軍に入隊し、ナチスと闘った。