概要
本名:山田ひとみ(1959年9月20日~)
1970年代にアイドルとして人気を博し、人形劇「プリンプリン物語」(NHK)で声優を務めたが、B型肝炎により休業。1990年代より本格的に芸能界に復帰した。
来歴
1959年、9月20日に愛知県海部郡美和町で誕生。目が小さかったので少しでも目鼻立ちがぱっちりするようにと「ひとみ」と名付けられた。
1972年、のど自慢番組「どんぐり音楽会」(CBC)で初めてテレビに出演。南沙織の「潮風のメロディ」を歌って準優勝。
1975年、名古屋短期大学付属高等学校に入学。渡辺プロダクションの東京音楽学院名古屋校にも入学するが、病気のため退学。
1976年、渡辺プロダクションの新人歌手オーディションに合格。東京音楽学院名古屋校に再度入学し、スクールメイツに選出される。ディレクターに勧められて出場したオーディション番組「君こそスターだ!」で7週勝ち抜いてチャンピオンになる。
1978年、高校を卒業。「大学に行ったと思って」と親を説得し、4年の約束で上京して渡辺プロダクションの寮に入寮。寮には桑江知子、松原みき等がいた。5月25日に、キャニオン・レコード傘下のNAVレコードから「右向け右」でデビュー。しかしなかなか芽が出なかった。
1979年、人形劇「プリンプリン物語」(NHK)の主役のプリンセス・プリンプリンの声を担当。歌番組「レッツゴーヤング」(NHK)で太川陽介と共に司会を務めた。
1981年、これが最後と覚悟してレコーディングに臨んだ11枚目のシングル「まちぶせ」がヒット。親と約束した上京4年目であった。NHK紅白歌合戦に初出場。
1983年、「まちぶせ」のロング・ヒットで発売の時期を逃していたシングル「にわか雨」を発売。
1984年、ヌード写真集「心変わり」(ワニブックス)を発売した。
1987年、ミュージカル「はだかの王様」で主演するが、リハーサル中にB型肝炎が発症して入院。退院後に渡辺プロダクションとの契約が破棄されて休業となる。
1988年、芸能界に復帰。
1993年、デビュー以来バックを務めていた作詞・編曲家の山田直毅と結婚。B型肝炎の闘病記「いっしょに泳ごうよ」(集英社)を出版。
1997年、「母と子のテレビタイム(日曜版)」(NHK教育)に出演しニャンちゅうと共演。
2015年、浅草のアミューズ・カフェ・シアターでアイドル時代のオリジナル曲を中心とするライブ活動を始めた。
余談
- 映画『男はつらいよ』の寅さんの大ファンで、友人の斉藤ゆう子とは「柴又ツアー」と称して映画ロケ地の柴又界隈を廻った。
- 「プリンプリン物語」で主役のプリンセス・プリンプリンを演じただけでなく、オープニング「プリンプリン物語」とエンディング「ハッピー・アドベンチャー」を歌った。本人役としても出演し、プリンプリンと王国の仲間たちと共演した(ひとみ先生は船に乗って歌をうたっていました)。
関連動画
まちぶせ(石川ひとみ版)
関連タグ
昆虫物語みなしごハッチ:リメイク版。ビデオ版だと差し替え。