戦国ランスとはアリスソフト製作のR-18のPCゲームである。
ジャンルは地域制圧型シミュレーション。
ランスシリーズ7部作にあたるが、シリーズ既存のキャラクターよりも史実の戦国武将をもとにしたオリジナルキャラクターが多数登場する。
遊び方は非常に幅広く、多くのファンを持つ。
また、このゲームからランスシリーズを始めたというファンも多いとされる。
登場国・キャラクター
ランスとシィル・プライン
大陸からJAPANにやってきた戦士ランスとその奴隷シィル。
シリーズ通しての主人公であり、大陸では結構な有名人。
ランスがJAPANに来たのは温泉旅行(と、いい女探し)が目的であり一番の目的はJAPAN一の美女とうたわれる香姫。
なりゆきで織田信長から織田の一部隊と全軍の指揮権を受け取ることになる。
織田家
ランスがJAPANで滞在している間、お世話になる小国の武家。
国主は病弱な織田信長。団子作りと妹の香姫しか眼中にない困った国主。
ランスの政策の下、全国統一へ乗り出す。
主な武将と家臣
伊賀家
各国の武家の下で、命を懸けた働きにもかかわらず不遇な扱いを受け続けた忍者達が建国した国。
国主はわんわん使い犬飼。もともとは織田の配下だった。
ほぼ全員が忍者隊、序盤から挑むと素早い攻撃の餌食になってしまう。
主な忍者
鈴女、ゴニンジャイ、松尾芭蕉、石川五右衛門、果心居士
足利家
もともとは名家だったが、国主が足利超神になってからは弱体化が進む。
超神はまるで人外のような容姿と、極めて低い人望が国内外に有名であり、(いろんな意味で)恐ろしく頭脳派な一休さんが傾いた政治を補佐している感が強い。
主な家臣
山本五十六、一休、新田義貞、楠正成、六波羅探題、足利義輝
上杉家
軍神と畏れられる上杉謙信が国主を務める、女性中心の国。
謙信の親友であり世話役の軍師・直江愛が国の政策を担う。
他国間の侵略行為を善しとせず、その仲裁を行うこともある。
侵略行為の絶えない武田家とは犬猿の仲。
武士隊が多く、勝子隊や虎子隊のような大規模な部隊も多いので半端な兵数でかかると返り討ちにあう。
主な武将
上杉謙信、直江愛、勝子、虎子、宇佐見うさ子、色部エロ子、売れ残り球子
北条家
最も優秀な陰陽師が代々国主を務める国。現代北条早雲が国主。
他国に発生した鬼を倒し、地獄穴を封じる使命の下に動く。
JAPANの平和を願っているが隣接した強豪武田家とは戦争状態。
東国でも群を抜いて兵数の多い足軽、後衛には陰陽師隊と風魔忍者を使ったトリッキーな戦い方を展開する。
主な武将
徳川家
もともと徳川家を名乗っていた人間は狸に捕らえられたり配下にされてしまった。
辺りの国々を簡単に攻め落とせる兵力と武将を持っておきながら行動に出ないのは、家康の小胆さにある。
とくに、隣の武田家と織田家が戦争状態になるとすぐに強い武田の味方に付く。
配下の兵士はみんなたぬきの着ぐるみやそれっぽい服を着せられている。
主な武将
伊井直政(狸)、本多忠勝(狸)、榊原康政(狸)、服部半蔵(狸)、酒井忠次(狸)
武田家
「てばさき」と呼ばれる地上性の鳥を用いた騎馬隊を擁する東の強国。
群雄をまとめる国主は国の現人神・武田信玄。
常に重厚な鎧に身を包んでおり、その顔を知るものはいない。
信玄と武田四将軍とされる名武家の4人を中心に、全国統一を目指して侵略を繰り返している。
主な武将
高坂義風、真田透淋、馬場彰炎、山県昌景、スーパージョッキー、穴山梅雪
毛利家
暴れん坊な老人毛利元就と、その娘毛利てる、吉川きく、小早川ちぬが率いるチンピラ集団が勢力拡大して出来た強国。勢力としては西の国では島津家といい勝負。
元就自身は妖怪から呪いをかけられて寿命が半分になった身だが、それと同時に得た巨体と力で全国への進出を目論む。
3人の娘は元就に似て、長女は掃除好きで潔癖症なのに暴力的で戦好き、次女は料理が得意で気立てがいいのに喧嘩好き、三女は人当たりがよく大人しいけれども毒殺好きという、トンデモ姉妹である。
「ヒャッハー!」な掛け声を上げるモヒカン兵士が目印の世紀末集団。
スゴみが効くのか、武将の多くが合戦開始時に戦果を上昇する「初期戦果」を持つ。
主な武将
毛利てる、吉川きく、小早川ちぬ、村上水軍、石見銀山、アヘン商人
独眼流家
先代の妖怪王であるお町と、先代織田信長を中心とした人間と妖怪との戦争が凍結して以来、人間とは不干渉の立場を貫いている。
独眼流政宗の妻である「妖怪四方護天」を主力とした、あらゆる兵種を集めたバランス型。
政宗の容姿はどう見ても目玉のおやじだが、喋り方は非常に格好良い。戦闘力も高い。
主な武将
お町、ノワール、野菊、折女、モスクワ冬将軍、織音、妖怪隊長、アメリカ妖怪
その他
原家、浅井朝倉家、種子島家、明石家、島津家、巫女機関、タクガ家、尼子家、今川家については
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