主に実写映画版に登場する双子、スキッズとマッドフラップを指す単語。
アニメイテッドのジェットストームとジェットファイアーを「ジェットツインズ」と呼称する場合もある。
概要
『トランスフォーマー/リベンジ』で初登場。
最初はアイスクリームバンに二人で合体して偽装し、アーシーらと共にサイドウェイズの追跡に当たっていたが、後にN.E.S.T.の基地内でそれぞれ違う車をスキャンして変化した。
どちらが兄か弟かというのはよくわかっていない、というより設定されているかどうかすら怪しい。
よく双子の間で喧嘩したり罵り合ったりしているが、お互いに信頼し合っている様子。よってどうでもいいところで気が合ったり、ここぞという時にタイミングが合わなかったりする。
マイケル・ベイ監督お気に入りのキャラであり、『リベンジ』劇中ではかなり出番も多く見せ場もあり、結構活躍したのだが、ファンからは容姿・性格共にぶっちぎりの不人気だった為、コミックの前日譚で殺害されたという設定になった。
小説版『ダークサイドムーン』では出演を果たしている。が、こちらはこちらでセンチネルプライムにアイアンハイドを殺され逆上し仇討ちに出るも、逆に返り討ちに合うという哀れな末路を迎えた。
しかし、『ダークサイドムーン』劇中では彼らがスキャンしたシボレー・ビート&トラックスが一瞬ながらも映るシーンがあり、新規設計された玩具(変形するビークルは両者とも黒塗りのシボレー・スパークに変更)も発売されている事から出演自体は検討されていた模様。
スキッズ
「アァッ!お前顔撃ちやがったな!」
シボレー・ビートに変形する。緑の方。ファンからの愛称としてガチャピンと呼ばれる事も。
マッドフラップよりやや真面目で、主人公であるサムの前作における功績を評価していた他、仕事に対してはわりと真剣に取り組んでいる。
しかし基本的にはお調子者であり、レオのことをマッドフラップと一緒になってからかったり、大事な場面で喧嘩したり性格は子供っぽい。
いつも喧嘩ばかりだが、マッドフラップのことは大事に思っているらしく、彼がデバステーターに喰われた時はいつもの減らず口はどこへやら、かなり悲しんでいた。
ちなみに金歯は最後の出番の時にマッドフラップに撃たれて取れてしまった。
小説版『ダークサイドムーン』では本性を現したセンチネルからバンブルビーを庇って腐食銃で撃たれ、マッドフラップにすまなそうな言葉をかけながら死亡した。
マッドフラップ
「よくも俺を喰ったな!顔をグッチャグチャにしてやる!」
シボレー・トラックスに変形する。赤い方。本当はシボレー・ビートが良かったようだが、取っ組み合いの喧嘩の末スキッズにとられてしまう。ファンからムックと呼ばれる事も。
二人ともお調子者だが、マッドフラップはスキッズよりも天然気味で、言葉が汚い。よく間抜けな所を晒してスキッズに殴られている。
ヤケになっていたとはいえサムの前作における功績を否定した。
途中でデバステーターのボルテックス・グラインダーによって吸い込まれ喰われてしまうが、吸引が終了する直前だった為にすり潰されるのを免れ、その顔をぐちゃぐちゃにして脱出。
その後二人でデバステーターを翻弄し、ダメージを与えるという大金星を挙げた。
小説版『ダークサイドムーン』では上述したスキッズの最期に激昂し、オプティマスの伝令を無視してセンチネルに挑んで一度は怯ませるも、直ぐに腐食銃で射殺された。だがその闘いぶりは、スパークが汚れ果てていたセンチネルも賞賛するほどであった。