- 『アーマード・コア』に登場する企業の1つ。
- 『GA芸術科アートデザインクラス』の登場人物。⇒山口如月
- 『ブレイブルー』の登場人物。⇒ジン=キサラギ
- 2010年に発売されたPSP用ゲーム『クリミナルガールズ』の登場人物。
- 2007年に公開された邦画の題名。
- 『エルフェンリート』の登場人物。
- 『アイドルマスター(アニメ版)』の劇中劇及び主役ロボット→無尽合体キサラギ
- SNKの格闘ゲーム、『龍虎の拳2』の登場人物。⇒如月影二
本項では、1.の架空企業について紹介する。
3.キサラギ社
『アーマード・コア3』、『サイレントライン』および『ネクサス』、『ナインブレイカー』、『ラストレイヴン』における変態企業である。
AC3における地下世界、すなわちレイヤードでの三大企業の一つである。
規模は他企業であるミラージュ、クレストよりも小さいが、技術力は侮れなく、主にFCSやジェネレーターなどの内装パーツやエクステンション、武器等を開発している。
二大企業クレスト、ミラージュに対して規模が小さい事もあり、直接的な武力行使に出る事は殆ど無く、主に破壊工作やスパイ活動などを行なって他企業を妨害している。
クレストに採掘場を奪われた事を恨みテロ組織と手を組んだり、一般人の乗ったモノレールごと橋を爆発したりとかなりの腹黒企業である。
3では1度崩壊の憂き目に遭うが、地上進出後のAC3SLでは復活を遂げ、NXの時代では遂にACのフレームパーツの製造に着手。
更にはプレイヤーの間でマスコットキャラとして親しまれた生体兵器を生み出した。
上層部の人間に何かあったのか、以降開発した自社製の兵器には仏教用語にちなんだ名前が付けられている。
特攻兵器の襲来により荒廃したLRの世界では、弱体化したミラージュ、クレストの2社と共に相互の企業力と権益を守る為にアライアンスを結成したが、一部の旧キサラギの構成員はアライアンスと袂を分かち、独自に行動をとるようになった。
彼らは前述のマスコットキャラを爆発しないように品種改良し、更には飛行可能な新種まで確認されている。
キサラギの技術力
- 武装パーツは例を挙げると・・・
投擲銃(AC初の左腕銃、後のダブルトリガーの発端になった)
光波ブレード
武器腕ブレード
………が挙げられる。
他企業と違ってイロモノなパーツを扱っているが、とっつきと左腕銃を開発した功績は大きい。
生体兵器
キサラギは前述のAC用パーツを製造する他にも、生体兵器を生み出す技術力がある。
地上進出後の時代(3SL)では3種の生体兵器を造っていたが、やはり注目すべきはNXで登場したAMIDAだろう。
AMIDAの外観はダニのようなものを手足増やして大きくしたような感じであり、繁殖力が異常に高い。
NXで登場した個体は直接的な攻撃能力は持たないものの、敵と見なした者にピョコピョコ跳んで近づいて自爆するという習性を持っている。
LRの時代では♂♀の区別が明確となり、品種改良が進んだのか自爆をしなくなった代わりに口から酸を吐くようになり、飛行型も確認されるようになった。
しかし、キサラギの企業力もあってかそれらを制御できない事もあり、レイヴンを雇って駆除依頼を出す事もある。
なお、SL以降はキサラギといえば生体兵器を作る側として認知されているが、意外にもキサラギが初登場した3では、生体兵器に悩まされる側であった。
まず、下水道に出没した蜘蛛型の生体兵器B988A C-Typeと、その親玉の巨大蜘蛛M-typeの駆除依頼がある。
かなりでかくてキモいため、虫の苦手な人にはリアルに厳しいミッションである。
更に、キサラギの施設を占拠したダニのような生体兵器B7723cの駆除依頼がある。
こちらの生体兵器は、恐ろしい事にACの2~3倍ほどのAP(耐久力)を持っており、そんなものが数十匹も施設内を徘徊しているのである。
(APは30000、ACのAPは最大でも9999だが、ACには防御力が存在するので単純計算はできない)
当然、射撃武器で挑んだところで数匹倒した時点で弾が尽きる。
よって使用回数無制限のレーザーブレードで挑む事になるが、最強のブレードであるMOONLIGHTですら一匹倒すのにクリーンヒットで3回ほど斬らなければならない。
しかし、このB7723cは酸に弱く、ミッション途中に現れる酸の入ったシリンダーを破壊するごとにAPが5000ずつ弱体化し、最終的にはAP1にまで低下する。
ただし、クリア後の隠しパーツを取得する為にはシリンダー破壊数を2つまでに留めなければならない為、実質AP20000の状態で全て撃破しなければならない。
これらの経験から、以後生体兵器に惹かれ変態企業に目覚めてしまったのだろうか…