概要
長浜ロマンロボシリーズの第4作に当たる作品であり、総演出を長浜忠夫氏が担当している。
ただし、これまでのシリーズがテレビ朝日で放送されたのに対して、本作はテレビ東京での放送かつ途中で長浜氏が降板したため、シリーズには含めないという意見もある。
なお、主役メカのダルタニアスは胸部にライオンなどの動物をモチーフにした、いわゆる「胸ライオン」のロボットの先駆けとも言える存在である。
『スーパーロボット大戦』にも参加したことはあるが、同じライオンロボである『百獣王ゴライオン』や『勇者王ガオガイガー』とは未だに共演していない。
ちなみに製作は東映(実写作品やサイボーグ009第2作などを製作)であるが、主制作はサンライズであり、本作を手がけたスタッフは後に『無敵ロボトライダーG7』『最強ロボダイオージャ』を手がけている。
近年、長谷川裕一の漫画作品「超電磁大戦ビクトリーファイブ」の第2部に参戦している、「超電磁ロボコン・バトラーV」、「超電磁マシーンボルテスV」、「闘将ダイモス」との共演を果たす。
本作のアニメ終了後の地球へ帰還中の別の平行世界から現れた、ちなみに、上記の3作品は同じ次元で同一の世界観である、作中では、平行世界はテレビのチャンネルがいくつもあるように、チャンネルが違う=違う世界が違うと説明をされていた。
その続編である「ゴッドバード」の第2部にも参戦している、今作では別の平行世界ではなく、同じ世界の楯剣人や白鳥早苗をはじめとする登場人物が成長した(約30代)姿で登場する、ちなみに、この世界では「勇者ライディーン」も共通しているので長浜ロマンロボが5体勢揃いする。
この世界では、ザール星間帝国が地球へは来なかった、アール博士も事故により人工冬眠から目覚めていなかったので、楯剣人達は一般人として暮らしていた。
関連イラスト
ストーリー
1995年、地球をザール星間帝国が襲った。
日本の海南市に住む少年・楯剣人はザール軍の攻撃で母と姉を失い、身寄りを失った子どもたちと廃墟で暮らすが、ふとしたことで出会った老人・アール博士からロボット・アトラウスに載せられ、同じく戦闘機ガンパーに載せられた友人・柊弾児とザール軍に反撃する。
アール博士によると剣人はかつてザールに滅ぼされたエリオス帝国の皇族で、もう一台のライオンサイボーグ・ベラリオスを見つけ出すとアトラウスとガンパーと3体で合体し、巨大ロボット・ダルタニアスになるというのだ。
剣人たちはアトラウスを見つけ出し、博士の避難してきた宇宙船・アダルスを基地にダルタニアスを操縦してザール帝国と戦いを続けた。
やがて街は次第に復興し、銀河の虎・ガスコンなどエリオス帝国の残党たちと共闘していく。
剣人の父である楯隼人ことハーリン皇子はどこにいるのか?そしてザール帝国を率いる司令官・クロッペンの正体とは?
登場人物
ドルメン大帝
メカニック
アダルス基地
関連タグ
闘将ダイモス(前作)
スパイダーマン(東映版・前番組)
宇宙大帝ゴッドシグマ(後番組)
ゴッドバード(漫画作品) - 本作から見て平行世界の更に未来を描いた漫画作品。
プリキュアシリーズ - 東映製作であること以外は、20年以上も後に始まった無関係なシリーズ…なのだが、ピクシブには「『ダルタニアス』のネタを引用するプリキュア登場人物」を描いたイラストが数点投稿されている。
ドキドキ!プリキュア - 前述のプリキュアシリーズ第10作。一部の登場人物や登場国家のバックボーンに本作と共通するところがある。