バイクに乗らないライダー
仮面ライダードライブ
平成ライダー14作目の『仮面ライダードライブ』は、「バイクに乗らない、車に乗る仮面ライダー」と言われている。そしてついに公式で「このライダー、ドライバー」と宣伝した。
本末転倒とか突っ込んだら負けである。
しかし意味自体は「ライダー」でも間違ってはいない。
ちなみに、メインライターの三条陸のインタビューで、「ライダーとつくのに自動車に乗っている」という設定は、アメリカの特撮ドラマの「ナイトライダー」を意識して制作されたということが明かされている。
仮面ライダーBLACKRX
ちなみに、ドライブより以前にも車に乗るライダーはいた。
仮面ライダーBLACKRXは、専用車ライドロンを持っている。
というより元々は「仮面ドライバー」という言葉自体、BLACKRXがライダー史上初の「専用の車に乗る」ということから、「ライダーなのに車に乗っていいのか?」とBLACKRXの揶揄に使用されていた言葉である。一応バイクもあるが。
仮面ライダー3号
『スーパーヒーロー大戦GP』に登場する仮面ライダー3号も、トライサイクロンという車に搭乗する。ただ、かつて連載された漫画ではちゃんとバイクに搭乗していた。車に搭乗するという設定・演出は、放映当時テレビ放送されていたドライブに合わせたためであろう。
仮面ライダー響鬼
一応専用車を持っている。だが変身後に運転はしない。
ちなみに、物語序盤は運転免許すら持っていなかったようだが、中盤で二輪の免許を取得し、バイクに乗るなどライダーらしさがでてきた。
それ以外の事例
また、バイクに乗らない仮面ライダーも主人公以外だといる。
神敬介のことを誰も仮面ダイバーと呼ばない。
刑事のほかにも…
ドライブは初の警察関係者が主人公の仮面ライダー(仮面ライダーG3は二番手と言えるため)として注目を集めたが、過去から常識に捕らわれない斬新な設定を持つライダーも存在している。