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デェムシュの編集履歴

2015-04-30 18:59:14 バージョン

デェムシュ

でぇむしゅ

デェムシュとは、「仮面ライダー鎧武」に登場するインベスの支配階級であるオーバーロードインベスの1人の名称である。

「貴様らは滅びるだけの猿! 我らフェムシンムとは格が違うわ!!」

「敗北した弱者を潰す。それこそが勝利者の権利、強さの証し! この俺が求める全てだ!!」

「下等ナ猿、貴様ラニ未来ハナイ」

「調子に乗るな…猿共が!」

弱者は始末する!

CV:杉田智和

概要

第21話で初めてその存在が明らかになった、ヘルヘイムの森の支配者階級であるオーバーロードインベスの1人。第23話で本格的に登場した。


赤い洋風の騎士のような洋風の外見をしており、高い知性と戦闘能力を兼ね備えている。唸り声や奇声しか発さない下級インベスとは違い、地球上のどの言語にも当てはまらない言語で会話することが出来る。

後に日本語も話せる様になったが、地球人を「猿」呼ばわりし見下している。


性格は極めて短気で好戦的。彼をおびき出す為、駆紋戒斗がばら撒いた辞書や辞典などを不愉快極まりないといった感じで(あるいは挑発行為と見なした?)破り捨てていた他、第24話では静かに佇んでいるレデュエと違い、思ったより退屈を紛らわしてくれなかったバロンとの戦いのうっぷんを晴らすかのように、落ち着きなく暴れ回っていた。

そのほとんど戦闘狂と言っても差し支えない暴れっぷりは、紘汰に「戒斗と似た者同士」と評されるほど。

さらに31話では弱者を嬲ることは強者の当然の権利だと思っており、それに起因する破壊活動そのものに快感を覚えるド外道であったことが発覚した。戒斗も初めて遭遇した時から「力に溺れるタイプ」であると感づいていた。


過去、森から力を得、進化した結果、強大な力を持つに至ったが、それ故に力に溺れ、自分こそが選ばれし者だと思い込んだ結果、他の同胞たちをレデュエと共に根絶やしにし、自分たちが築き上げた文明が滅びる結果へと繋がったという過去を持ち、そのためロシュオからは「我が臣下の者たちの中で最も強大な力を持ち、最も愚かしい者」と評されている。


ヘルヘイムの森の植物を自由に操る他、他の下級インベスを自在に使役することが可能。長い錫杖のような剣を武器としており、仮面ライダーバロンを圧倒した他、フォームチェンジしたマンゴーアームズや新世代アーマードライダーの1人である仮面ライダーマリカですら全く歯が立たなかったほどの戦闘力を持ち、新世代にパワーアップしリベンジに燃えるバロンレモンエナジーアームズと互角の攻防を繰り広げた。


その他、体をゲル状や気体状(竜巻のような姿)にして高速移動することが出来、その能力で神出鬼没に現れての特攻攻撃や不意打ちなどで相手を翻弄する。実体化状態でも重力を無視したような立体的な戦闘を展開できる他、ホーミング性能のある太陽のような高熱火球を生みだす能力をも併せ持っている。これらとヘルヘイムの植物を意のままに操る能力により、ヘルヘイムの森では絶大な戦闘力を発揮できる。


26話でバロンと再交戦した際、自分達より格下の猿どもと侮っていた人間に傷を負わされたという屈辱に怒りが頂点に達し、バロンを探し求めてユグドラシルの調査団を襲撃。それを救出するためやって来た仮面ライダー斬月・真鎧武と交戦する。その最中、ロシュオから戦いの中止を求められ、制裁されたため、その場から一時撤退した。


その後、腹の虫がおさまらなかったのか、29話では紘汰光実との戦いに乱入し、その最中、偶然開いたクラックから怒りの鬱憤を晴らそうと紘汰たちの世界へと侵入した。そして番外編を挟んで放送された31話では街で破壊活動を行い、鎧武とバロンの2人を相手に凄まじい戦いを繰り広げ、マリカの横槍があったとはいえ、カチドキアームズに変身していた鎧武を変身解除に追い込み、紘汰に重傷を負わせている。


続く32話では地下で見つけたヘルヘイムの果実を食べ、両肩から角を生やした進化体に変貌。5人のアーマードライダーの必殺技を同時に受けても平然とし、さらにそれらをすべて跳ね返してしまう程の戦闘能力を得て、その力でアーマードライダー達を窮地に追い込んだ。

しかし新しく極アームズの力を身に着けた鎧武に圧倒され、最後は自らの敗北を認められぬまま火縄大橙DJ銃大剣モードでの必殺技によって切り裂かれ爆死。オーバーロードインベスの中で最初の戦死者となった。


自らの力に溺れ、人間を格下の猿と侮っていたために敗れ、レデュエからも「最後まで馬鹿な奴」と嘲笑されるが、レデュエ配下のデュデュオンシュが仇を取ろうとするなど、少ならず部下からは慕われていた模様。


余談

インベスの言葉の解析によれば「デェムシュ」は深紅と読めるらしい。

担当声優の杉田智和氏からは、その容姿から「赤トウガラシ君」と呼ばれているとのことである。

オーバーロード語のセリフは、杉田氏が法則を理解した上でアドリブを混ぜながら演じていたとのことである。実際にオーバーロード語を話しているシーンの中にメガネホムラと聞こえるシーンがある。

極アームズの登場回である32話のアフレコテストで、杉田氏はこっそり「将軍かよォォォ!!」と呟いていたらしい。


また、杉田氏の東映作品の出演は5度目となるが、杉田氏が声を演じる怪人のほとんどが体色が赤い

(レギュラー出演していた仮面ライダーキバのイメージが強いからであろうか?)



スーパーヒーロー大戦GP』では、何があったんだかショッカー幹部として登場している。


ガンバライジング

ガンバライジングの5弾では戦国ロードのボスとして登場する。カミキリインベス×2体と共に登場。開幕からライジングポイントが7もある。


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