球磨
くま
1. 地名。
1-2. 主に球磨川の流域である熊本県の郡名・地域名。大半はかつての人吉藩(相良氏)領。
3. 2.を由来とするブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の艦娘。
4. 『戦国ランス』の登場キャラクター。
本項では、2と3について解説する。
概要、出撃するクマー!
史実の「球磨」をモチーフとした軽巡洋艦娘。
名前の由来となった球磨川が同じ県にあるからと言って営業部長のゆるキャラとか、San-xのキャラクターとか、某夢の国のキャラクターとかアスキーアートの熊は関係はないはずである…………が、誰かがやると思ったネタイラストがpixivにおいて確認されている。
これはこれでカワイイ。球磨ちゃん恐るべし。
容姿に移るクマー!
栗毛色の髪とバネのようなアホ毛、そして語尾に必ず「クマ」がつくのが特徴。
艤装としてモデル艦の特徴である先端の膨らんだ三本煙突(球磨型の煙突の特徴であり、妹の多摩や木曾も装備している)にアーム接続された14cm単装砲一基と水偵射出カタパルトを纏めたランドセルを背負い両足先の装甲外側に連装型魚雷発射管一基ずつ装備。
また、超個性派な姉妹たちを束ねる長女・「球磨おねーちゃん」として描かれることも少なくない。
性格を選ぶとはいい選択クマ!
元気で意外と勝気。被弾すると「うお"ーっ?!」みたいな独特の鳴き声をあげる事がある。
語尾もあってコミカルな印象を受ける。大人しくて控えめな多摩とは対照的。
なお、語尾を取ると武人肌のイケメンになるという説がある。
性能発射クマー!
マスコット的な扱いをされることが多いが、性能的には長良とともに軽巡トップクラス。その性能は銀レアというだけのコモン艦でありながら、高レアリティ・高燃費の阿賀野型や軽巡改二勢を上回り、サービス開始当初は重巡洋艦である古鷹型さえ凌駕していた(これは当初の古鷹型のステータスが低すぎたという面もあるが)。
神通改二の登場で最強の座こそ譲ったものの、依然としてコモン艦にも関わらず改二相当の性能である点に変わりはない。「意外に優秀なクマちゃん」と呼ばれているらしい(本人談)のは伊達ではない。
序盤から手に入りやすい、それでいて高性能、そしてかわいい。恐ろしい子!
ただし、ドロップでの入手は海域によってムラがある模様で、場所を選ばない多摩、木曾よりは多少レアい。流石一番艦。
とはいえ球磨型には、よりレアな北上、それを超える大井がいるため、気になる程ではない。
なお、この能力については「ネームシップ補正」と言われることもあるが、他艦種のネームシップや、同じくネームシップ軽巡の川内(改二前)にはこれほどのアドバンテージは与えられておらず、長良と共に議論のネタになることもある。
余談
「意外に優秀な球磨ちゃんって、よく言われるクマ」というセリフがあるが、これは球磨と関わりのある人物がそれにあたる。
昭和17年11月14日に球磨の艦長となった横山一郎大佐(後に少将)。この艦長は軍に入る前はエール大学に留学し、駐米大使館附武官となるなど、英語に精通していた。
また、大佐自身は艦長になる事を目標にしていたという。
もしかしたら、球磨も英語が得意分野なのかも……という可能性も想像に難くない。