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空海の編集履歴

2015-08-03 20:58:31 バージョン

空海

くうかい

一般的には「弘法大師」の名で有名な真言宗の開祖を指す。

曖昧さ回避

  1. 平安時代前期の僧侶。ここで記述する。
  2. しゅごキャラ!の登場人物。→相馬空海
  3. 烈火の炎の登場人物。
  4. キングダムハーツカップリング。→ソラカイ
  5. 食うかい?」とかけたダジャレpixivでは『魔法少女まどか☆マギカ』の佐倉杏子台詞で急増した。

空海

弘法大師(こうぼうだいし)としても知られる真言宗の開祖。

讃岐香川県)の生まれ、俗名は佐伯 眞魚(さえき の まお(まな))。都の大学で学んだ後に出家。


この頃は、政治宗教が密接に成り過ぎて、僧侶による朝廷内で汚職や権限の乱用が発生するなど、仏教の権限が失墜を始めていた頃であり、状況を憂いていた彼は天台宗開祖最澄伝教大師)と共に、中国)へ渡り、日本に真言密教をもたらした。和歌山高野山金剛峯寺や京都の東寺を開き、真言宗を大成して布教に努めた。

三筆の一人に数えられる能書家であり、本当はちゃんと筆を選んでいたらしい。


また、空海が訪れたという伝承が各地に存在し、とくに四国に数多く残っている。超人的伝説も多い。


十住心論

空海の代表的な著述書の一つで、正確には『秘密曼陀羅十住心論』と言われ、830年頃に淳和天皇の勅に応え、真言密教の体系を述べた書物で、『三論宗』『法相宗』『華厳宗』『律宗』『天台宗』『真言宗』の六宗から出された、各宗の教義解説書である『天長六本宗書』の一つに数えられている。


人間の精神と思想の発展段階を十段階で表しており、最下層は「煩悩にまみれた心」という意味で、(恐らく畜生)』を指している。

余談だが、その上は孔子儒教における思想の境地を指し、更に一つ上は、老子荘子老荘思想の境地のことである。


1異生羝羊住心人間以前、倫理道徳以前の状態
2愚童持斎住心倫理に目覚めた段階の心の状態
3嬰童無畏住心世間の苦しみを知らず安らかな状態
4唯蘊無我住心宗教的認識の第一段階の心
5抜業因種住心法則を知り、迷いの元、業の原因、種子を抜く境地
6他縁大乗住心大乗仏教の最初の段階
7覚心不生住心空寂の自由の境地
8一通無為住心法華・天台の境地
9極無自性住心華厳宗の心の段階
10秘密荘厳住心真言秘密の境地

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関連タグ

仏教 真言宗 僧侶 弘法大師

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