概要
金銭的な対価を報酬に、性交を主とした性行為を行うことである。一説では「世界最古の職業」と言われる。
近年の日本では、若年者による個人的な売春行為がしばしば援助交際と呼ばれる事が多い。非倫理的な行為の名称を柔らかい印象の言葉に置き換えて、売買双方が罪悪感を軽減しようという傾向にあるといえる。
現在でも、法制度によって多少の違いはあるものの、基本的にどこの国にも存在している。
こういった職業を賤業(卑しい職業)と見るのはユダヤ教やイスラム教、儒家思想の考えであり、インドの仏典では妓女(娼婦)は神と人との中間にある巫女のような地位で『聖職』とされており、娼婦と国王との結婚に対して、「誇り高き聖娼が世俗的な国王の后になるのか」と、娼婦の母親が反対したという話が存在する。