古屋りこ
ふるやりこ
CV:植田佳奈
概要
はるかのクラスメイトで、演劇部所属の眼鏡女子。
ノーブル学園の演劇会ではるかのクラスは「ロミオとジュリエット」が演目になったが、りこは演劇部ながら舞台に上がると足が震えてしまうあがり性で、なおかつ演出担当を志望していたため、ゆいの推薦によって、はるかがジュリエット役に決まる。
しかし、日頃は大人しく心優しい性格だが、演劇に関する事となると周りが見えなくなるりこは、練習が始まるや否や厳しい演出家に豹変。ジュリエットの心が掴めず四苦八苦するはるかに、ダメ出しの嵐を見舞った。
演劇会当日、姿が見えなくなったロミオ役の平野ケンタを探しに出た際にストップとフリーズに目をつけられてしまい、ケンタ共々ゼツボーグの素体とされてしまう。プリキュアの活躍でゼツボーグは退けられるが、今度はケンタが足を痛めてしまうアクシデントが発生。カナタが代役を志願しかけるも、「例え失敗しようとクラス全員の力でやり遂げたい」というはるかの声で、りこやケンタも勇気を奮い起こし、見事舞台は成功したのだった。
中の人について
担当声優の植田佳奈は今回が『プリキュア』シリーズ初出演となるが、様々なアニメでレギュラー出演しており歴代プリキュア声優陣とのニアミスも数多かった。
特に『咲-Saki-』の宮永咲役に関して言えば、清澄高校麻雀部員の担当声優のうち女子部員の中の人が全員『プリキュア』シリーズに出演したことになる(⇒キュア和/キュア優希)。
一方、『魔法少女リリカルなのは』シリーズの八神はやて役に関して言うと、共通出演者自体は少なくないが作品世界でのトップ3はやっと2人(もう1人は花咲つぼみ及びフェイト・テスタロッサ役の水樹奈々)が埋まったところで、残る最後の1人にして主人公・高町なのは役の田村ゆかりがいつどのような形で『プリキュア』出演を果たすのか、がしばらくはファンの話の種となりそうである(⇒魔法少女プリカルなのキュア)。
他に印象の強いキャラクターとして『Fate/stay night』の遠坂凛も挙げられるが、
『ゴープリ』劇場版の一編『パンプキン王国のたからもの』には相方・アーチャー役の諏訪部順一が敵キャラクター・ウォープ役として出演しており、直接共演ではないものの同時期にコンビで『プリキュア』初出演を果たす事となった。
そして植田で忘れてならないのが『マリア様がみてる』の福沢祐巳。ノーブル学園の挨拶が「ごきげんよう」であるなど、『マリみて』を連想する人は少なくない(→コッペ様がみてる)が、今回植田が出演したことによって、既に揃っていた黄薔薇、白薔薇に続いて、ようやく紅薔薇ファミリーが揃ったことになる。同時に祐巳、島津由乃、藤堂志摩子のメイン3人も揃っている。