- 狼男の意。他にもウェアウルフ、ワーウルフなど呼称は様々。
- MMORPG RED STONEに登場するキャラクター(職種)。
- ゆでたまご作の漫画『キン肉マン』および『キン肉マンⅡ世』に登場する超人。本項で解説。
概要
名前の由来とモデルは連載当時人気だった実在の力士・千代の富士から(“ウルフ”は同氏の愛称)。アニメでは名前が“リキシマン”となっている。
また、原作の後日談であるアニメ版『キン肉マンⅡ世』でも、ロビンマスクら伝説超人は「ウルフマン」、セイウチンは「リキシマン」と呼んでいることから仇名のようなものとも取れる。
初登場は超人オリンピック ザ・ビッグファイト編『ライバルは日本にいたの巻』より登場。キン肉マンと同じく日本を代表する超人。東北出身。
10歳の冬に夜行列車で上京し、親方と共に修練を積んだ。その後『2世』の描写によれば、14歳の時にヘラクレスファクトリーに留学した模様。
相撲技を得意とし、超人相撲の最高位である横綱の称号を持つ。当初はキン肉マンを「ゼイ肉マン」と呼び見下していたが、相撲勝負で敗北して以降は認め合う。その後はアイドル超人の1人として活躍し、悪魔超人と闘った。
頭髪は大銀杏を結っており、眼は黒目が無く、鼻も描かれていない。「鋼の肉体美」を自負するなど鍛錬に余念がなく、キン肉マンを上回る程の筋肉を誇る。そのパワーはスッ転んだ手がかすめただけで新幹線を東京駅から1000m離れた有楽町まで吹っ飛ばすほど。
また戦略家の一面も持ち、第21回超人オリンピック最終予選や、スプリングマン戦など策をめぐらす場面もある。
作者・ゆでたまごはウルフマンを、他の超人と比べてあからさまに浮いているため、ギャグに見えたら困る(元々ギャグマンガだが)との理由で、『7人の悪魔超人編』でアイドル超人として参戦させる事にギリギリまで悩んだと語る。
彼の場合は、いかにしてやられるかが見せ場だと述べ、せめて死なせることで人気が出るようにしたという。
そのためスプリングマン戦での死亡を始めとして、新手の敵が登場するたびに最初の犠牲者となり、作中3度も命を落としている。
王位争奪編ではハワイで療養していたようだが、現地超人のジェシー・メイビアと共にキン肉マンの危機を知って帰国。正義超人軍団と共に強力の神が変身したキン肉マンビッグボディを投げ飛ばしている。
引退
読み切りにて無量大数軍戦の前(80年代中盤)に引退していた事が判明した。長年の戦いにより左足にダメージがたまり、手術でも回復不能という医師のアドバイスを受けて超人レスラーを引退した。以降は親方になり新人の育成に励む事になる。超人委員会から『永世横綱』のタイトルが贈られた。
・・・が、そこに世界超人相撲ファイティングチャンピオンシップ10連覇を誇るアメリカ超人ブラック・シップが「世界チャンプである自分と対戦していないウルフマンが永世横綱の称号を貰うことは認めない」と乱入し挑戦状を叩きつける。ウルフマンは切り落としたばかりの大銀杏を頭に戻し超人として最後の大一番に臨む。左足を執拗に攻めるブラック・シップの猛攻に耐え抜き、見事必殺の合掌捻りで勝利する。
その後、『キン肉マンⅡ世』ではヘラクレスファクトリーの教官に就任する。
派生キャラ
『キン肉マンレディー』では並行世界のウルフマンとして大神満ちゃんが登場。