概要
「ホロライブ」所属のVTuberが参加する、魔法少女を中心とした世界観を「アニメ」「漫画」「配信」などあらゆるコンテンツで展開するメディアミックスプロジェクト。
2024年5月16日にメインPVと漫画第1話が公開。以降は毎週月曜日に定時更新される。
あらすじ
配信アプリ『ホロキャス』を通じて、人々の心の光『ホロ』が集まったことで生まれた魔法の世界『ホロキャス界』が存在する世界。
主人公たちは普段は『ホロキャス』の配信者として活動している。
日々の生活で不安やストレスを抱え、前向きな心を失ってしまった人間が、その魂を『ホロキャス界』に吸い込まれてしまう『ユメオチ』現象。
そして『ユメオチ』によって生み出される怪物『コラプサー』。
『コラプサー』を倒し、『ユメオチ』してしまった人々を助けるため、主人公たちは魔法少女『ホロウィッチ』に変身し、戦う日々を送る。
『ユメオチ』とは何なのか。暗躍するモノたちと戦い、人々に夢と希望を届ける魔法少女たちの物語がはじまる。
※公式サイトより引用
登場キャラクター
ホロウィッチ
チーム・ラスタ
「困っている人がいたら手を差し伸べて助けたい」という思いから覚醒した「天使のホロ」
武器は持たず、力を強化するガントレット、ガーディアンアームによる肉弾戦を得意とし拳型のエネルギー弾を飛ばせる他、天使なので羽による飛行能力も持ち合わせている。なおその戦い方から某変身ヒロインを連想した人が続出した。
「誰かの願いを叶える手伝いがしたい」という思いから覚醒した「巫女のホロ」
神楽鈴のような見た目のミコベルロッドにより「セイクリッドスフィア」という結界を張ったり注連縄のような形のエネルギー体を召喚できる。これによりコラプサーを一纏めにして撃破したこともある。
守ってくれる皆を守る姫道によって覚醒した「姫のホロ」
使用するキャンディパラソルは開けば優秀な盾となり、閉じて構えればスナイパーライフルや剣として扱える万能武器。お菓子を召喚することもでき、食べれば自身もパワーアップできる。
チーム・アストラ
「誰かのお宝(いいところ)を輝かせたい」という気持ちから覚醒した「海賊のホロ」
二丁拳銃ガンマリナーにより百発百中の射撃を繰り出せる。弾速が早いため素早く動く相手に有効。また、大砲の召喚もできる。ちなみにビジュアルが公開されたとき、その大人びた姿から「光落ちした元敵幹部みたい」といった感想がちらほら見られた。
魔法少女になる前から魔法が好きだった「魔女のホロ」
魔法陣を自由に出現させることができる。魔法陣からはレーザーの他トリモチなど割と何でも出せる。また、空飛ぶ箒ブルーミングブルームに乗る事で空中から自由に攻撃を仕掛けることも可能。
荒波を乗り越え、逆境に立ち向かう気持ちから覚醒した「シャチのホロ」
獲物オルカスロットエッジの持ち手の先端についたボタンを押すとエッジについているスロットが回転し、絵柄が揃うことで様々な恩恵を使用者に付与する。
・シャチ
自身の姿がシャチになり(通称シャチフォーム)水中での戦闘能力が高くなる
・サイコロ
ピンゾロパワーによってパワーアップし、両手にシャチの口が付く
・さくらんぼ
サイコロと同じくパワーアップするがこちらは姿に変化はない
・7
シオンとマリンの妄想で登場。シオンはシャチフォームと同じようにクロヱが7そのものに変化しているところを(ついでに3人になっていた)マリンはカジノのジャックポットのような雰囲気を思い浮かべていた
妖精
その他
マレフィクス
- ???(CV:釘宮理恵)
幕間に登場する謎の人物。その姿は謎に包まれており、その声と黒いマニキュアをした右手だけが判明している。
幕間で「マレフィクス」の名を発している事、ロタとフリストとの関係からマレフィクス所属である可能性が高い。
- ロタ(CV:不明)とフリスト(CV:不明)
マレフィクスに所属する二体の妖精。
同じ妖精のアエルやラグと比較すると、全身に刻まれた不思議な模様やトゲトゲとした攻撃的なデザイン、周囲に漂う棘の生えた二つの球体に、顔を覆う仮面等似ても似つかない姿をしている。
シルエットでは瞳の色をロタが青でフリストが赤に描かれており、ロタは仮面で右目が覆い隠されているのに対し、フリストは両目が出ている等、両者にも明確な差異が存在する。
怪物
- コラプサー(CV:不明)
作中用語
ホロキャス
作中世界で大流行している動画配信アプリ。
ホロキャス界
『ユメオチ』した人間の心が『ホロキャス』を通じて転移する異世界。
ホロウィッチたちはスマホを通じてホロキャス界に生身で入る事ができる。
ホロウィッチボトル
心の光『ホロ』によって生まれたアイテム。
主人公たちを輝く『ホロ』の魔法使い『ホロウィッチ』へと変身させる。
『ユメオチ』現象
日々の生活にストレスや不安といった負の感情を抱えた人間の心がホロキャスを通じてホロキャス界へと引きずり込まれる現象。
その人物の心から生まれたコラプサーを浄化しない限り、元には戻らないと思われる。
コラプサー
『ユメオチ』現象によってホロキャス界に引き込まれた人間が変じる怪物、なお取り込まれて誕生することもある模様。ただし取り込まれなかったり、変じることがないこともある。また17話からは、ロタとフリストがコラプサーになるケースも出てくるようになった。
発症者によって姿が異なるようだが、現時点での法則性等は不明。
以下はコラプサーの一覧で名称はあくまで仮称。
コラプサーの一覧
- 鳥型
漫画家志望の女の子が自身のイラストの誹謗中傷を受けたことで誕生した。現実の鳥類に近い姿をしている。最後はホロウィッチ全員に突っ込まれ爆散した。
- 本型
とあるホロライブ箱推しの少女、「菅原啓子」の勉強をしても不安な心から生まれたコラプサー、本の魔神の様な姿をしている。頭の本を見てみると、三角関数や、判定CBなどの少女に関連したワードが書いてある。
最後はホロウィッチ全員の必殺技を喰らい爆散した。
- 鳥型別個体
先述したタイプとは違う鳥型。こちらはコラプサーが集まってできたような姿をしている。
- 指揮者型
指揮者のような姿をしており、透明になることもできる、最後はシオンのトリモチを喰らい動けなくなったところを全員にタコ殴りにされ倒された。
- アーチャー型
アーチャーのような姿をしており、弓矢を放って攻撃する。
- コウモリ型
小型のコラプサー、非常に素早いため、倒すには正確な射撃が必要
- 魚型
小魚のような姿をしていて、1匹1匹は大したことないが、多くいるためまとめて倒す必要がある。
- クマ型
詳細は描かれなかったが、かなり強力な個体だった模様。
- バイク型
バイクレーサーを取り込んで誕生した個体。
どこぞの怪人を彷彿とさせる、下半身がバイクになっている個体、上半身と下半身を分離して攻撃をかわすこともできる。力もかなり強く、みこのはったバリアを破壊するほど。
最期はルーナの「プリンセスフェイバー」を喰らい爆散した。
14話にて、ロタとフリストによって意図的にコラプサー化させられたいた事が判明する。
- スノーボーダー型
ロタが変貌したコラプサー、雪をばら撒いて攻撃してくるが攻撃はそこまで強くない。
- ドクロ型
フリストが変貌したコラプサー、しかしクロエの「ウィッチグラム全力投射(フルキャスト)」で秒殺されてしまったことから、あまり強くない模様。
マレフィクス
漫画14話で本格的に登場した敵対組織。
とある『目的』の為に人間を意図的にコラプサー化させ、その『ホロ』を回収している。
その目的に関して、構成員であるロタとフリストは「我々はなすべきことをなす」「ただ無邪気なだけのおまえたち(ホロウィッチやアエル、ラグ)とはちがう」と口にした。
余談
「はじまりの魔法-charm-」のPVのラストに流れる、ホロウィッチの名乗りポーズと思われるポーズは明らかに、「魔進戦隊キラメイジャー」の名乗りポーズを意識している...というかほぼ一緒。(ちなみにポジションは、シオンがキラメイピンク、クロエがキラメイブルー、マリンがキラメイシルバー、みこがキラメイレッド、かなたがキラメイイエロー、ルーナがキラメイグリーン)
なお、他のメンバーが20歳前後の中、キラメイシルバーの変身者であるクリスタリア宝路は49歳という設定である。狙っているのだろうか?