概要
キン肉マンの並行世界を描いた漫画『キン肉マンレディー』に登場する並行世界のウルフマン(「ウルフ」=「オオカミ」=大神、「マン」=満)。
元は人間として育てられていたが、地球に侵入した宇宙暴走族をたった一人でぶちのめしたことにより国で検査を受けた結果超人であることが判明した、らしい。そのため他の超人とは異なり普段は高校に通っている。
一人称はアテーで愛称はみっちゃん。
外見
元が力士の超人だけあって胸はデカい上にかなり引き締まった筋肉を有する(ウルフマンはソップ型=マッシブな体格だったが)。髪は大銀杏ではなくアップヘアにまとめられているが、超人オリンピックでキン肉マンレディーと相撲対決を行った際には前髪を上げ、大銀杏を結った。また、原作とは異なり黒い瞳がある(本気を出した際には白目をむく)。
戦闘服は白廻しに背中に大きな「狼」の字が刻まれた紫の半被。胸元はサラシで留めており、そのすぐ下で裾を結んでいるセクシーな衣装。
能力
新幹線を素手で留めるテリーマンガールに匹敵するほどの怪力にモノを言わせた相撲スタイルの戦法を得意とし、大柄な体格に見合わず素早い動きで敵を翻弄する。
活躍
超人であることが判明してから第21回超人オリンピックに「100年に1度の逸材」として招聘され、予選に参加。自分を会場に放り投げたせいで時間に間に合わず失格になったテリーマンガールに対しベソをかくキン肉マンレディーを一喝し、そんなに悲しいなら優勝して胸張って見せろと息巻いた。
予選では同じ日本超人ということでレディーと一旦手を組みローラースケートで日本一周に挑む(ローラースケートがレディー共々あまりに下手糞だったというのもある)。途中でフィッシャーちゃんズの妨害に遭うが、追い落とすために闇討ちをかけた彼女たちを返り討ちにし、チェックポイントの新潟に向かう。
新潟での籤引きの結果、ジェシー・メイビアとの対戦になる。あらゆる返し技を披露する彼女に圧倒されるも、最後はバックドロップでKO勝ちを得て(選手の大半が事故でリタイアしたのもあり)本戦出場権を獲得。
準決勝戦では国技館にてキン肉マンレディーと相撲勝負。がっぷりと四つに組みレディーを追い詰めるものの、逆転負けされてしまった。
悪魔超人編冒頭で漫画が打ち切られてしまったが、単行本3巻の書き下ろしのイラストによると、漫画が続いていたらアトランティードと対戦予定だった模様。