フロイライン・ブロッケンJr.
ふろいらいんぶろっけんじゅにあ
モデルは言わずもがな、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場するブロッケンJr.。
原作同様、第20回超人オリンピックのドイツ代表として登場。
金髪碧眼の小柄な少女で、一人称は「ボク」。眼鏡をかけ、ヘッドホンをしているのが特徴。
また、原作でもトレードマークだった軍服は、萌え袖・半ズボンにアレンジされている。
他のアイドル超人達の中では若手のほうだが、頭脳派キャラで、試合の日程を任されたりしている。
原作のブロッケンJr.と比べると冷静沈着な振る舞いがだ目立つが、根は本家同様仲間想いの熱い性格。
原作のブロッケンJr.は、「ドクロの徽章」を付けることによって超人としての能力を得るという設定であったが、フロイラインは「ドクロの髪留め」によって魔法少女のように変身するという設定になっている。
普段は帽子をしていないが、変身すると帽子が現れ、眼鏡がサングラスに変わる。
『キン肉マンⅡ世』に登場するブロッケンの弟子・ジェイドと同様に、手から炎を発する描写がある。
またアイアンクローも得意であり、兄たちからも恐れられている。曰く「フロイの握力はドイツで一番だ」
母親は前大会に登場したムッターブロッケン。さらに、原作のブロッケンJr.にそっくりな兄・ブルーダー・ブロッケンJr.がいる。ファイターである母に憧れていたが、それが「残虐」行為であることも認識しており、原作とちがいラーメン娘に復讐心は抱いていない。
(そもそもムッターも殺されていないし、ラーメンにもなっていない。キャメルクラッチで服を引き裂かれ公衆の面前でポロリさせられたが。)
※キン肉マンレディーの世界での残虐超人は、試合中に「相手の服を引き裂く」「恥ずかしいポーズを強要する」など、ふしだらな意味でのR18な行為に及ぶ超人を指すようである。
しかしその一方で母親を倒した相手=超えるべき壁という認識をしており、ライバルとして敵対心を燃やすことも多い。
宇宙野武士編では、復讐心を滾らせる兄を制し、宇宙野武士との戦いの最中、ムッターブロッケンへの行為を気にして本来の力が出せていないラーメン娘にアドバイスを送っている。
第21回超人オリンピックでは予選の段階でラーメン娘と対決することとなる。遮蔽物の多いリングを活用した戦法でラーメン娘を追い詰め、キャメルクラッチの体勢に持ち込むが、ラーメン娘の張っていた罠にかかり、逆に何かの技(体勢からして原作と同じロメロスペシャルであると思われる)を掛けられようとした時、ウォーズマン・ジェーブシカの乱入(詳しくは当該記事参照)により勝利を得ることとなり、ラーメン娘の分まで正義超人として戦うことを誓う。
続く準決勝ではウォーズマンと対戦。ベアークローVSベルリンの赤い雨の応酬やブレーン・クローによる頭部への集中攻撃など、互角の戦いを繰り広げるがウォーズマンの奥の手であるパロスペシャルに掛かってしまう。たまらずギブアップを宣言しようとするが、苦痛の中でラーメン娘の姿を見たことで戦意を取り戻す。最後までギブアップすることはなかったが、結果はセコンドの判断によるTKOとなる。
オリンピック終了後はウォーズマンとも和解し、友達となった。
兄や一族とバンド活動をしているらしく、ラッカ星でライブを行ったことがある。
悪魔超人編冒頭で漫画が打ち切られてしまったが、単行本3巻の書き下ろしのイラストによると、漫画が続いていたらステ・レオ・C・P・キングと対戦予定だった模様。