概要
いわゆる「組織内でのランク付けの為の名称」なのだが、本項では軍事関係のものをまとめ、解説する。
階級一覧及び解説
詳細な呼称は各国の軍隊で異なるが、ここでは一般的な階級をまとめている。
※「准~」と呼ばれる階級は本来、階級同士の権限が大きく違う場合に、間を補う階級として存在している。しかし「准佐」という階級は尉官と佐官の(大尉と少佐の)権限の隔たりがあまりないため、現実の軍事組織において存在・実用されている例は極めて稀である(多分ない)。
また「上級~」とする階級は、四階級制によるものを、三階級制に当てはめた表示であるが、本来三階級制の軍隊で用いる場合、准階級として用いられる事もある。(ただしフィクション的表現に近い。)
フィクションでの扱い
子供・未成年なのに早期に上級階級になっていたり(「魔法少女リリカルなのはStrikerS」など)、個々がかなり強いのに思ったより階級が下で(「ケロロ軍曹」)、場合によっては創作における雰囲気を決めつけた作品(「フルメタル・ジャケット」)もある。
八神はやて「私は時空管理局の二等陸佐(≒中佐)、八神はやてや!!」
本格的な軍において他作品同士と比べると、世界規模や特殊な事例を除いても、ベテラン軍人同士で未成年・若者が階級勝ちしているのも見られやすい。
その他フィクション上の階級
『ゴジラ』
特佐・・・「黒木特佐」、詳しくはリンク先参照。なお、自衛隊関係者からは、特佐や特殊戦略室といった部署は存在しない為、視聴者に誤解を与えかねない、と指摘された事もあるとか無いとか。
『宇宙戦艦ヤマト2199』
当作品は、自衛隊の階級をモデルとした、宇宙軍の階級が登場している。
なお、将官に関しては、将補に相当する階級は未登場である他、不明確な階級も少なくない。
また艦隊司令長官の役職にある者は、宙将の肩証の階級に「錨のマーク」が追加されている。
分かりやすい階級講座
日本軍を元にした、大佐までの階級。
協力:ケロン軍。