アサシン
あさしん
アサシン(assassin、アサッシン)は、暗殺者、暗殺団、刺客という意味を指す英単語。
語源はハシーシュ(大麻)、差別的に大麻中毒者、ハシシン老人、ハサス(原理)など諸説ある。
●「Fate」のアサシンについてはアサシン(Fate)を参照。
概要
元々の意味合いとしては重要な人物を殺害した人物、団体を指す言葉である。
また歴史の文脈では「the Assassins」は11世紀から14世紀、シリアにおいて十字軍やザンギー朝など諸勢力間で暗殺をも手段として勢力を築いたイスラム教シーア派イスマーイール派の分派ニザール派を指すが、これに伴う逸話はほとんど伝説である。ちなみにニザール派自体は一度モンゴル軍によって壊滅的な打撃を受けるが一応現在も信者は存在している。
同義にassassinator、動詞形にassassinateなどがある。また「assassin bug」と言う言葉もあり、これはカメムシ類の吸血昆虫サシガメのことを指す。近年では映画の題名やゲーム(特にロールプレイングゲームなど)の一職業として使用されることも多い。
ファンタジー作品において
ロールプレイングゲーム等ファンタジー作品に登場する場合は、実際に暗殺を生業にしている(もしくはしていた)場合と、単にアサシンという職業の場合とがある。
黒系の衣装で、軽戦士系で敏捷性重視といった場合が多い。
また、背後から攻撃・急所攻撃といったトリッキーかつ強力な攻撃を有していたり、睡眠や毒・一撃死といった状態異常攻撃を有していたりする。
イメージの関係なのか忍者と混ざっていることもあり、忍術や忍刀などを使いこなしたり諜報活動を行ったりと、アサシンなのか忍者なのかよくわからないアサシン(忍者技能を持つアサシン)も結構存在する。