プロフィール
所属校 | 黒森峰女学園 |
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学年 | 中学生(リトルアーミー)→高校3年生(アニメ本編) |
担当 | 隊長・戦車長→引退(リトルアーミーII) |
身長 | 163cm |
出身 | 熊本県熊本市 |
現住所 | 黒森峰女学園女子寮 |
家族 | 父・母(しほ)・妹(みほ) |
血液型 | A型 |
年齢 | 17歳(アニメ本編) |
好きな食べ物 | カレー |
好きな教科 | 歴史 |
趣味 | チェス |
日課 | ジョギング |
好きな花 | 桜 |
好きな戦車 | パンターF型 |
CV | 田中理恵 |
人物像
- かつて西住みほが在籍していた黒森峰女学園の隊長で、みほの姉。
- 西住流戦車道の後継者として頭角を現している。第62回戦車道全国高校生大会では、チームは準優勝ながらもMVPに選ばれ、メディアに国際強化選手として取り上げられるほどの実力者。その実力は中学時代から折り紙付きで、みほが10歳の頃の夏休み中に行われた戦車道大会でドイツ代表を破り優勝、最優秀選手に選ばれたという。この時の一件が切っ掛けで、みほと中須賀エミとの間に一悶着起きるのだが…
- 当初、みほに対しては戦車道と西住流から逃げ出したとして、冷たい態度を取っている。
- しかし、実際は妹思いであり、本質的には温厚な人物。みほのチームメイトである冷泉麻子の祖母が倒れて病院に運ばれた時は病院までヘリコプターに麻子(と同伴の武部沙織)を乗せてあげたり、みほが戦車道を勝手に始めていたことに西住流の師範でもある母の西住しほに隠してたり、そのことをしほから追及されたことに対してみほをかばうともとれる言動をとっている。10歳のみほに対しては、「自分だけの戦車道を見つけなさい」と後に繋がる言葉を残し、自由な戦車道を見つけて欲しいと願っている。
- 大洗女子学園とプラウダ高校との対戦では、みほに勘当を言い渡しに来たしほとともに観戦する。プラウダ高校に大洗チームが包囲された時は、しほはこれまでと言って帰ろうとしたが、「試合はまだ終わっていない」とそれを制止する。
- 大洗女子学園がプラウダ高校に勝利した時は、しほは敵が油断していただけと言ったのに対し、まほは臨機応変に対応できたみほと心合わせて戦ったチームの勝利と評価し、「実力がある」と言う。しほには「あんなものは邪道」と一蹴されてしまい、しほに向かって西住流の名に懸けて大洗女子学園を必ず叩き潰すことを肝に銘じる。
- 決勝の大洗女子学園の試合では、VI号戦車ティーガーIに搭乗し、自らがフラッグ車を担当する。試合開始早々電撃戦を仕掛けて大洗チームの出鼻を挫く。
- 歴戦の指揮官らしく冷静に落ち着いて状況を把握し、的確に指示を出す。敵が何か想定外の作戦を仕掛けて来た時でも慎重に行動し、血気にはやる逸見エリカを度々制止している。
- また黒森峰の戦力を熟知しているみほ対策なのか、あんこうチームのⅣ号戦車より非力なⅢ号戦車や大洗女子チームの車輌ではまともにやってもほぼ撃破不可能なマウス(奇策によって撃破されたものの大洗女子チームの戦力の三分の一強を単独で喪失させている)を含む多種多様な戦車でチームを構成して役割分担を定めて運用するなど、敵を侮るどころか全力で潰しにかかる容赦のない陣容を整えていた(決勝戦前のミーティングでみほが予想していた陣容とは全く異なっている)。
- あんこうチームとの一騎打ちで互角以上に渡り合うが、最後はあんこうチームの決死のドリフトで背後に回り込まれ零距離射撃を受けて敗北する。その際、自身の戦車も超信地旋回により対応しようとしたが、砲弾の装填が間に合わず、撃破できなかった。
- 試合後は、潔く敗北を認めその場を去るが、みほが自分の元に訪れた時は初めて優しい笑みを浮かべ、西住流とは違う形で成長したみほと、大洗女子学園の優勝を称え、握手を交わし和解した模様。
- 最終巻ではエリカとジャケットを飾ることとなった。
- 「朝まで生戦車!」では、レオポンさんチームの高い技術力に驚愕しつつも関心を持ち、自校のティーガーIにも足回りの改修が出来ないか交渉していた。レオポンさんチームは黒森峰女学園の学園艦にあるアウトバーンで自動車部と大洗女子学園学園長との自動車レースを行う事の許可を求め、これを了承する。その成果は劇場版で確認出来る。
- 「これが本当のアンツィオ戦です!」によると、「すごい隊長」が率いる継続高校とは、2年生の頃に練習試合を行ったことがあるという。全国大会でも試合を行っているため、同校の隊長であるミカとは、劇場版以前から面識があったのではという声も。
- 『劇場版』では、みほが転校手続きでしほの署名と印鑑をもらいに帰省したが、家の門の前で入るのを躊躇っていた時に出会う。この時、まほは飼っている犬の散歩から帰ってきたところで、優しい笑みを浮かべてみほを迎えるなど、TV版のようなわだかまりは無くなっている。なお、作中で初めて私服姿を披露している。
- しほの件で入れずにいたみほを気遣ってしほに悟られない様に共に邸宅の中へ入り、みほの自室へ案内した。そして、転校手続きの書類をしほに渡すと見せかけて、自分でしほの名前を書いて自分の印鑑を押して誤魔化した。
- 帰りはII号戦車でみほを駅まで送って行った。
- そして、大洗女子学園が大学選抜チームと試合することが決定した際、ダージリンからのモールス信号を受けて援軍に向かうために飛行船「グラーフ・ツェッペリン号」に搭乗して試合会場を目指す。ちなみに、操縦はエリカが担当している。
- そして試合当日、試合開始の挨拶をしようとした瞬間、「待ったーっ!!」と今まで聞いたことがないほどの大声で遮り、VI号戦車ティーガーIに搭乗して黒森峰の戦車軍団を率いて一番乗りに現れる。
- 大洗の制服に身に纏い、短期転校手続書を持参して参戦を表明し、正式に大洗チームに加わる。
- 加わって以降は基本的にはみほの指示に従い補佐する副隊長的存在として動く。
- ひまわり中隊の隊長を務め、中央の「203高地」の確保を目指すが、敵が確保する気配が無いことに警戒心を露わにするが、長期戦の不利を考慮して確保に向かう。
- 目的通りに確保するのだが、懸念していた通りにカール自走臼砲の砲撃を受けてパンターG型2両撃破されて陣形が崩れ、敵の攻勢も始まったためやむなく撤退する。
- カール撃破後、定石通りに作戦を動かしたことを反省するみほに、まほは「みほの戦いをすればいい」と励ました。
- 遊園地跡地に後退後は、南正門に配置して防衛に当たる。攻めて来た部隊が囮部隊で少数であることに気付くと、エリカとカチューシャとともに反撃に出てM26パーシング1両を撃破する。
- 終盤、中央広場であんこうチーム以外の味方が全滅し、敵は島田愛里寿、メグミ、アズミの3両と数的に不利であったが、みほとコンビネーションで対応。初めて姉妹がともに戦う瞬間である。
- みほとアイコンタクトやハンドサインのみの意思疎通だけで完璧な連携を取り、追って来たアズミを遊具の富士山のトンネルに誘い込み、トンネルの出口を出たところを急ブレーキしてアズミの動きを封じた隙にトンネルの上で待ち構えていたあんこうチームに撃破させる。
- さらにメグミに追われるが、バイキングのアトラクションの船体を砲撃し、船体が浮き上がった隙にその下を通り、船体が戻って来たところを追って来たメグミに衝突させ吹き飛ばし、別のアトラクションに激突して動けなくなったところを撃破する。
- 最後は富士山の頂上からあんこうチームとともに愛里寿に突撃し、先頭を走るあんこうチームに空砲を装填して砲身を向ける。しかし、みほを犠牲にするこの行動に躊躇いの表情を浮かべるが、みほの覚悟を決めた顔を見て決意して砲撃。空砲を受けたあんこうチームは猛スピードで愛里寿に突撃し、相討ちする形で撃破に成功。
- そして、唯一、生き残ったことにより大洗チームが勝利し、廃校撤廃が正式に決定する。
- 試合後のエンディングでは、みほと楽しそうに談笑をしていたが、急に思いつめた様子で何か尋ねていたが、詳細は不明(みほが答えた後は笑顔に戻っていた)。最後にみほと握手を交わして帰還した。
- 『戦車道のよこみち』によると、まほはみほに対して、自分にはない種類の資質を感じており、それがまほとは違う「みほらしい戦車道」に繋がることを期待して、副隊長に任命したという。
- 一方、脚本の吉田玲子氏は、「かつては自分と同じ西住流の人間になることで、相談相手になってくれることを望んでいた」と発言している。このあたりの軋轢が、みほとの間に溝を作り、破綻を招くことになったとのこと。
- 『リトルアーミー』では、最終的に前者の結論へと行き着き、「みほはみほらしい戦車道を見つければいい」「西住流の戦車道は自分が引き受ける」といった旨の発言をしている。
- 後進の育成のこともきちんと考えており、『MCあくしず』でのエリカのインタビューによれば、みほが黒森峰を去ってからは、エリカを鍛えることに相当注力していたとのこと。
- ドラマCDでは、柔軟性と機動力の不足が招いた敗戦を受け、それらを補った新たな戦術を構築し、後輩達に叩き込んでいる。
- 『リボンの武者』ではその流れもあってか、軽戦車主体のタンカスロンへの参戦を表明。エリカにシュバルツバルト戦闘団を預けた。同作では、みほが語った大洗チームの雰囲気を参考にして、ノンアルコールビール祭りなどのレクリエーションを考案している。
- 才谷屋龍一の漫画版では、みほを許したエリカの度量を褒めつつ、次期隊長として黒森峰の未来を託している。
- 『リトルアーミーII』の頃には、エリカに隊長の座を譲って引退しているが、それでも「隊長」と呼ばれることがあるらしい。
余談
TVアニメ版では、みほに対して冷たい態度をとる一方、みほを庇ったりみほの友達に手を貸したりするため、二次創作ではシスコン的なイラストが増え続け、さらに姉妹の共闘があった『劇場版』が上映されて以降、現在では本家を超えるほどの投稿数を記録している。→だめだこのお姉ちゃん早くなんとかしないと
また、当初まほに相当するライバルキャラのデザインは、別個に用意されており、これがエリカのものとして転用されている。