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アキバの編集履歴

2016-08-30 03:44:27 バージョン

アキバ

あきば

日本が世界に誇る「趣都」。言わずと知れた東京の電気とオタクの街。

本来は台東区の地名であるが、ここでは一般な定義で用いられている千代田区秋葉原駅を中心とする外神田地域(外神田、岩本町、神田佐久間町など)について記述する。


呼称について

オタクという日本文化が発展してからは秋葉原(あきはばら)という地名の読みとは異なるアキバという呼び方が一般化したが、秋葉原とは本来秋葉神社(あきばじんじゃ)を地名の由来とするので、起源的にいえばこの呼び方は間違いではない(厳密に言えば、秋葉神社の総本社である浜松市の秋葉山本宮秋葉神社をはじめ、全国の秋葉神社ではあきはと発音する方が多く、あきばの読みは下町訛りによるものであったりするのだが)。

無論地名駅名はあきはばらと読むので、あきばはらとは呼べない。

一般にアキバと呼ばれる地域は千代田区外神田だが、秋葉原の地名は台東区にある。


ピクシブのタグなどでもいえるが、基本的にカタカナ表記で「アキバ」と言うことが多く、ひらがなで

「あきば」と言うことは少ない。


歴史

明治時代初期に鎮火社(現在の秋葉神社)周辺を火除地(「ひよけち」。今で言う防火帯)にしていたことから付いた地名である。

江戸時代はこの辺り(に限った話ではなく、江戸の下町で)は火事が多く、明治初期の火事の後、新政府が今の秋葉原駅の辺りに火避けのための神社「鎮火社」を建立した。

当時の江戸の住民は「秋葉大権現を勧請して祀った」と誤認していたが、新政府から嫌われていた神仏混淆の代表例のような秋葉山では内部事情が混乱中でそれどころでなく(実際、少し後には修験系と僧侶系に分裂してしまう)、新政府がそんな所から勧請するわけもない。

とにかく、「秋葉神社」(ではない)の周辺の火除地は「秋葉の原(あきばのはら)」「秋葉っ原(あきばっぱら)」「秋葉原(あきばがはら)」と呼ばれるようになった。

そこに上野駅から貨物取扱を分離するために日本鉄道が路線を延長し、秋葉原駅ができた際に、連濁して「あき」と読むのは関東訛りだと判断したのか(実際、秋葉神社の本社は「あき」であり濁らない)、「正しい」とした呼び名の「あきはばら」に「直し」た。

既成事実のように「秋葉社(あきばしゃ)」になっていた神社は、この際に現在の台東区内へ移転している。

神田川に近い立地上、貨物駅からの物資の集散で栄え、青果市場もあったが、河川輸送の衰退と市場の狭隘化により転出し、貨物駅も今は広場と商業施設になっている。

その代わり、旅客は総武本線の延長などによりどんどんと増加していった。


戦後には電子部品の店舗が集まったのを始まりに、家電製品の量販店も吸い寄せられるように集まり、現在、世界最大の電気街を有し、文化もある。最近ではこの地を「アキバ」と呼び親しまれ、アキバ系なる住人を多数抱える。


ごちゃごちゃしている割に治安はさほど悪くないが、警察の巡回や職務質問は多い(買い物客を恐喝する、いわゆる「オタク狩り」があった影響)。またコスプレ系性風俗の客引が目立つのもアキバの特徴であり、こういった現状には批判的な向きも多い。


電気街

古くから現在まで、秋葉原の代名詞とも言える象徴。電気店がこれだけ集中している街は世界中見てもかなり珍しい。単に量販店などだけではなく、パーツショップなど細かな部品を取り扱う店も平行して多数存在する点では特に顕著である。

しかし、郊外型の量販店の進出・インターネットによる通販などにより、家電量販店はその割を思いっきり食ってしまっている。特にヨドバシカメラマルチメディアAkibaが完成してからは既存の量販店の閉店・縮小が相次ぎ、サトームセンはヤマダ電機の「Lavi」になり、、ロケットもアマチュア無線館を除いて全滅、ラオックス中国の免税店に買収されかつての体をなしておらず、街の大部分を紅白のネオンで飾っていたあの石丸電気すらもエディオンに買収され、現在は看板すら残っていない。

多くの家電量販店が経営不振で秋葉原から消えていった中でも、オノデンだけは古くからの家電量販店の風情そのままに変わらず営業している。


余談だが、コンピューターゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの2007年度版には物件駅として秋葉原が初登場したが、その物件リストには家電量販店が1件もなかった。このシリーズは日本全国をスタッフが実際に旅して制作しているため、旅先で感じ取った町並みがどのようなものか色々と反映されている。そうした作品において、秋葉原に家電量販店を取り上げなかった点は、日本を舞台にした架空の世界観とはいえ、現状を色濃く見せていると言えるのかもしれない。


アキバ系なる住人

秋葉原に通いつめる者達をアキバ族と呼び、分類すると生息地が異なる数種類に分けられる。昔は男性ばかりだったが、今では女性もそれなりの数がいる。


理由としては、神田川を越えた先の旧万世橋駅駅舎跡の敷地に、かつては交通博物館が存在しており、こちらへの最寄り駅が秋葉原駅であったためだが、2006年5月14日に交通博物館が閉館したことから、鉄道模型を収集する通称模型鉄とアニメと両方が好きな通称アニ鉄以外の層の大半は、鉄道博物館のある埼玉県大宮等に移っている。

現在は残ったグループが、主に家電量販店のホビー関連ショップや中央通りと昌平橋通りの間の秋葉原駅から末広町駅付近までの割と広い範囲に地味に生息している。


外部リンク


関連イラスト

秋葉原UDX、ぴーちゃん!名物ケバブ

連載完結!!未来のヒロイン


関連タグ

東京都 千代田区 秋葉原駅 外神田 アキバ AKB48 オタク 電気街 SUPERBELL''Z オタク 萌え サブカルチャー ネプリーグ(深夜枠時代は秋葉カンペーなる堀内健がオタクになりすまして秋葉原のイベントでカンペを使って色々やらかすコーナーがあった)

秋葉原が(主要な舞台として)登場する作品

Steins;Gate 非公認戦隊アキバレンジャー ラブライブ! 俺の妹がこんなに可愛いわけがない

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