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アイドルマスターDSの編集履歴

2016/12/09 00:00:07 版

編集者:ezi(旧)

編集内容:一部変更とメディアミックスの追加

アイドルマスターDS

あいどるますたーでぃありーすたーず

バンダイナムコより発売されているゲームソフト。正式名称はTHE IDOLM@STER DealyStars。

概要

2009年9月17日に発売されたニンテンドーDS専用ゲーム。ジャンルはトップアイドルアドベンチャー。アイドルマスターシリーズで唯一任天堂ハードで発売されたタイトル。

新興プロダクションの876プロを舞台に、3人のアイドルの成長と活躍を描く。略称は「DS」・「876」など。

765プロ以外のアイドルを描いた派生作品の中では第一作目。

本作から初登場のキャラクターのデザインは田宮清高が担当している。

キャッチコピーは『きらめく舞台(ステージ)に私も立ちたい!』『きっとなれる!トップアイドルアドベンチャー。 』。

ゲームシステム

本作では従来のプロデューサー視点ではなく、主人公である3人のアイドルの視点となって物語が展開する。

基本的には前作アイドルマスターSPと似たシステムとなっているが、本作はストーリー重視の作品となっておりオーディションやレッスンなど一部要素は簡略化され簡単なものになっている。

そのストーリーでは765プロのアイドル達が登場したり、システム面では分岐とマルチエンディング制が採用されている。分岐は基本的にオーディションの合否で行われ、その内容も様々で王道のハッピーエンドから異色なものまで多数存在する。

これらの変更によりジャンルも育成SLGからADVへと変化した。

また本作は据え置き及び携帯ゲーム機で発売のシリーズで唯一、ダウンロードコンテンツを実施していない作品となっている。

楽曲

容量の問題で、本作にはプロデュース曲が10曲しか収録されていない。(新曲4・旧曲6)。

旧曲は、アーケードからSPまでの人気曲が選ばれている。

しかし、選曲された曲と新曲を含め、「上昇イメージが『ダンス』の楽曲が10曲中6曲」というとんでもないことになってしまった。本来ダンス曲である『GO MY WAY!!』と『キラメキラリ』の上昇イメージが“ビジュアル”に変更。さらにビジュアルへの偏りを防ぐため、本来ビジュアル曲のshiny smileがボーカル曲に変更された。そのため、従来のプレイヤーを混乱させた。

続編のアイドルマスター2以降は元に戻されている。

CDオリジナル曲

全員

日高愛

水谷絵理

秋月涼

メディアミックス

THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY

本作から新曲のフルバージョンと各キャラクターの新曲などが収録されているCD。01〜03のジャケットイラストは、並べると1枚の絵になる。日本コロムビアよりリリース。

アイドルマスター Splash Red for ディアリースターズ

日高愛を主人公に置いたコミカライズ。作画は坂野杏梨が務める。全三巻。

アイドルマスター Innocent Blue for ディアリースターズ

水谷絵理を主人公に置いたコミカライズ。作画は零壱が務める。全三巻。

アイドルマスター Neue Green for ディアリースターズ

秋月涼を主人公に置いたコミカライズ。作画は黒瀬浩介が務める。全三巻。

評価

秋月涼の性別発覚などによって一部では話題となったが、ジャンルの変更、765プロのアイドルが主役でないこと、秋月涼や武田蒼一といった顔グラ有りの男性が初登場したことなどにより、従来のアイマスファンの間では賛否両論となった。

しかし、今までのアイマスにない分岐を多用したシナリオや、コメディとシリアスをうまく混合した深い各キャラのストーリー、そして何より新規キャラの魅力をしっかり描ききりながら765プロのアイドルへの配慮も怠らないキャラ作りの繊細さ、といった要素が後々評価されるようになり876専門・876主力のPも現れた。

公式展開

アイドルマスターシリーズの特徴として、一度世に出されたら長年公式展開が続けられるという特徴が見られる。

これにはダウンロードコンテンツ(DLC)やコミカライズ、CDの発売などで継続的に作品の盛り上がりを維持し次の展開まで進めていくという裏がある。

しかし前述のとおり本作の場合ニンテンドーDSというハードの特性上DLCが配信されず、CDシリーズの発売も「DREAM SYMPHONY」シリーズ一度きりのままでコミカライズの終了と共に公式展開はほぼストップする形となった。

これに対し制作スタッフは電撃オンラインによる10週年インタビューで「ストーリー重視の作品として完結している」「当時のDSスタッフがおらずマンパワー不足に陥っている」「涼の特異性」とのことからDS勢での展開が難しいと語っている。

その後は単独展開ではなく他のシリーズにゲストで参加することがしばし見られるようになった。

このように公式展開がなくとも、諦めずに継続的な熱い応援を送り続けたファン達の想いが報われた形と言える。

関連タグ

アイドルマスター アイマスDS

ディアリースターズ (トリオユニットまたはアイマスDSの表記揺れとしても使われる)

876プロ

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