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キャラクター編集

アイドルマスターの世界における、史上最強・伝説の元スーパーアイドル

主人公の1人日高愛の母親。ドラマCDでのCVは柚木涼香

過去のアイドル・アルティメイト優勝者であり、最終アイドルランクはランクS。

初登場は『THE IDOLM@STER Dearly Stars』。


活動期間自体は3年前後で短い物であったが、CDを1つリリースする度に高層ビルが建ったとも言われ、石川実からはアイドルの次元を遥かに超えた「時代の象徴」だったと評されている。

デビューから5連続ミリオンを達成し、更に数え切れない多くの曲をヒットさせた。中でも『ALIVE』はアイドル史上空前の大ヒットとなり、彼女の名を芸能史だけでは無く日本史に迄刻みつけることになった。

その他のアイドルを寄せ付けぬ圧倒的な能力で当時の芸能界を席捲(の、言葉を隠れ蓑にした蹂躙)するも、突然引退。結婚しその後に出産をしており、現在は29歳にして13歳の娘「日高愛」がいる。


愛シナリオ後半、様々な困難を乗り越えてトップアイドルへの階段を登っていく愛を見ている内に「愛ならば自分を楽しませる相手になり得るかもしれない」と考え芸能界へ電撃復帰。石川の876プロを解雇されて寿司屋でバイトをしていた岡本まなみの細やかな仕事振りに目をつけ自らの専属マネージャーとしてスカウトし、愛にとって正に最大最凶の敵として立ち塞がることになる。

引退、結婚、出産という大きな流れを経て13年たった現在でもVi・Da・Voいずれのパラメータも最高レベルの領域を保っており、復帰直後に参加したオーディションにおいては(『DS』の時点で)トップ級の人気を獲得している765プロのアイドルを全く歯牙に掛けずに軽くパーフェクト勝ちを攫ってみせ、目の前に立っただけで初対面の水谷絵理を竦ませる程のオーラを放つ。


性格は自由奔放・天衣無縫・天真爛漫で、アイドルとして全力で競い合う事を無上の悦びとするある種の戦闘狂

アイドルである自分に絶対的な自信を持っており、想定外のトラブルも彼女にとっては芸能活動をより面白くする為のスパイスでしかない。彼女曰く、ステージで失敗したことは一度も無いらしい。


その一方、娘の愛の事は母親として心から愛しており、家では料理裁縫等の家事も明るくこなす家庭的な素敵なお母さんである(バッドエンドルートではあるが、愛が早々にアイドルを諦めてしまうエンディングでは、それでも愛を暖かく迎え入れる彼女の母としての側面を見ることができる)。勝負の上では決して容赦しないのも、愛の実力と才能を誰よりも信じているという彼女なりの親バカの顕れであるとも言える。

しかしその反面、ベストエンドのエピローグでは愛にCD売上で敗北した仕返しとして、彼女のお弁当のおかずに彼女の苦手な梅干しを敷き詰めるという、かなり大人気ない一面も。


アイドルを引退した理由について本人は「ライバルがいなくなってつまらなくなった」と語っているが、劇中で明確には描かれてはいない。


なお夫(愛の父親)に関しては不明。公式も、関連書籍『デリシャスアルバム』でこの点については全くの白紙であるとアナウンスしており、プレイヤーの想像に委ねている。ただ原作ゲーム中に結婚して、引退したという内容の台詞があることから、少なくとも結婚しているものとは思われる。また、2人の年齢を考えると舞は16歳の頃に結婚し同時に愛を産んだ事になる。


本編外の活躍編集

アーケード版『THE IDOLM@STER』のオフライン化記念として、最後の1か月間オーディションNPCとして登場した。

まなみP」プロデュース。ランクS、イメージレベル14、ボーカルイメージ、敏腕持ち。

架空店舗「山口/小郡ゲームパーク」からエントリーする。


アイドルマスターシンデレラガールズ』ではLIVEツアーカーニバル形式で行われた876コラボ第1弾『ディアリースターナイト~聖夜のキセキ』に登場。先に登場した岡本まなみと同じ様にイベント中でのみカード化された(左上のレアリティ表示の欄にEVENTと書かれている)。背景色は黄色なのでパッション枠である。

本作でも伝説のアイドルとして名をはせており松山久美子からは「アイドル界のレジェンド問題児」と評されている。

完全に余談ではあるが、シンデレラガールズ登場から数か月が経ったデレラジ☆において、「81(プロデュース)のシンデレラ(ガールズのキャスト)にはプロデューサーしか居ない(※当時)」という発言があった。そして、現状CVとして認識されている柚木氏は81プロデュース所属である。


音無小鳥の過去を描いた漫画『THE IDOLM@STER 朝焼けは黄金色』では、直接は登場しないが、小鳥が高校生の頃少し前に引退したことが示唆されており、引退した頃の年齢を踏まえると、小鳥とはほぼ同年代である様だ。


容姿編集

お母さんモードアイドルモード
おんぶ日高舞

二次創作において編集

アイドルマスターにおいてオーガと言えばこの人である。また娘のキャッチコピーが「突撃豆タンク」である事から90式戦車大和型戦艦だのと通称されたりもする。更にはドラマCDの声優も交えて「1文字で鬼、2文字で悪魔、3文字で日高舞、4文字で柚木涼香、5文字で範馬勇次郎」等と言われたい放題である。


カップリングについては後述の通りシングルマザー説が二次創作においては有力な為、秋月涼とのカップリング(りょうまい)がなされる事がある。

元アイドル説のある音無小鳥との関係に対する推測からまいぴよという組み合わせもある。最もこちらは百合と言うよりは同年代の女性のしっとりした関係であることが多い。

家庭環境について編集

愛の父親については先述の通りこの点については公式では全く設定されていない為、各二次創作者に委ねられている。結婚したというゲーム中の発言、元バンダイナムコゲームスで現ブシロード所属のブンケイP自分が父親だという主張があるものの、冗談交じりの発言の為、詳細は不明である。

片親、あるいは両親が登場しないというのは愛だけに限ったことではないが、何せ舞の特性上、愛の父親も只者ではないのではないかと想像されることも。(ちなみにコミカライズ作品『Splash Red』では実際にシングルマザーとして描かれているようであり、2人で朝食を摂るシーンが存在している)


また、上記の通り「舞が16歳の時に愛を産んだ」という点も目を引きやすい。今では30歳超えのアイドルは珍しくない為、尚更彼女の異端さに磨きが掛かっている(仮に彼らと同じ年齢でさえ、多少マシにはなるも18・19歳の頃に産まれたとされるがネックでもある)。加えて、2022年4月から民法731条の改定で日本人女性の結婚できる年齢が18歳に上げられた(16歳の頃に子供が産まれたという設定が合わなくなる)ので、昨今の作品におけるサザエさん時空を考慮しても引っ掛かりやすい。


なお、舞は結婚前後問わず「日高」姓で名乗っている他、愛もその名字となっている為、舞の夫が婿養子に入ったか、たまたま同じ苗字で結婚したと思われる。


余談編集

中学生でデビューし、若くして結婚引退、時代の象徴、活躍でビルが建った等、山口百恵へのオマージュと思しき設定が多い。「5連続ミリオン」という設定は定義や具体的な数字が不明ではあるが、現実で「オリコンで5作品以上のミリオンセラーを持つソロアーティスト」に限っていえば、宇多田ヒカル安室奈美恵浜崎あゆみなど数えるほどしか存在せず、さらにデビューは最年少でも15歳であるといえば、13歳でデビュー曲からミリオンヒットを飛ばすことがいかに凄いかお分かりいただけるのではないだろうか。

なお、2019年までの「リリース1週間以内(初動)の売り上げがミリオンを達成した」シングルCDは上位20作品中19作品がAKB48で、ソロアーティストでは1曲もランクインしていないことを付け加えておく。


娘との関係や劇中での発言は某オーガその息子を彷彿とさせる。最初にその様に表現したのは『DS』のシナリオを担当した坂本正吾だが、後日の会議で「これでは○○っぽくないです!直しましょう」と他のスタッフから言われ「例えだ!目をさませ!鬼とか出ないっ!」と否定している(外部リンク参照


後々『シンデレラガールズ』で、「年齢を考慮したとしても、バブル期に引っかかっていない筈なのにバブル期の影響を受けている人」が出てくることから、「アイマス世界ではバブル崩壊が史実より遅かったのでは?」という説が出る。更に考察を進めると、史実でのバブル崩壊の時期が舞の絶頂期とラップする(DS発売年を基準とした場合)事が解るのだが……

他の『ディアリースターズ』のライバルキャラとは異なり、芸能事務所には所属しているのかどうかすら不明であり、再デビュー時には個人事務所を設立している可能性がある。但し、前述したデレマスでのコラボでは、まなみ共々大手事務所に所属していることが明かされている。


関連タグ編集

アイドルマスター アイドルマスターディアリースターズ

日高愛 岡本まなみ

90式戦車 ごはん山盛り太郎 りょうまい ブンケイP

玲音:作品や立場は違うが、最強アイドル同士で何かと比較されやすい。舞の場合は挫折知らずで短期間でスーパーアイドルになった点から天才型の部分が強い。

安原蛍、せりか:『アイドルマスターXENOGLOSSIA』の登場人物。声優が同じ。

八雲なみ:『アイドルマスターシャイニーカラーズ』の登場人物。舞と同じく人気絶頂の中引退、伝説になったアイドル。

星野アイ:『【推しの子】』の登場人物。舞と同じく超人気の天才的アイドルかつ、16歳で子供を出産しているアイドル。また『【推しの子】』と『アイドルマスターシャイニーカラーズ』のコラボが行われたことにより、この2人の実際の活動時期も近いことが推測される。余談だが、名前が舞の娘と同じく「あい」であり、かつ中の人が詩花同じといった特徴もある。

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