JR東日本が運行する鉄道路線。高崎駅（群馬県高崎市）から宮内駅（新潟県長岡市）までの延長162.6kmを結ぶ。また、上越新幹線越後湯沢駅から分岐、ガーラ湯沢駅までを結ぶ上越新幹線の支線となっている区間1.8kmがあるが、法規上は在来線である上越線の支線となっている。
上越線(本線)
途中で清水トンネルにより三国山脈を越える。この区間は長いトンネルや勾配があるため、水上駅から石打駅までの区間は1931年の開業時から電化されていた。その後1947年に全線電化され、首都圏と新潟県中東部のみならず、北陸や東北地方の日本海側とを結ぶ大動脈としての役割を担うこととなった。
1982年の上越新幹線開業後は首都圏から群馬県内の観光地への近距離特急を始め地域内のローカル列車や東北（秋田県～青森県津軽など）方面への長距離夜行列車、貨物列車が主に運行されている。
高崎駅～水上駅間では蒸気機関車D51形498号機牽引による「SL奥利根号」が行楽シーズンに運行される。
なお、路線名の「上越」は旧国名の「上野」と「越後」の合成で、新潟県の地域名としての「上越」と直接の関係はない。
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