プルリルとは『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
名前は『プルプル+フリル』から付けられていると思われる。
モデルとなった生物はユウレイクラゲ、触手の数が大いに足りない気もするが、そのようなことを気にしてはいけない。
基礎データ
進化
プルリル→ ブルンゲル
図鑑説明
ポケットモンスターブラック
うすい ベールのような うでで あいての からだを しばりつけたまま うみの そこへ しずんでいくのだ。
ポケットモンスターホワイト
えものを どくで しびれさせて 8000メートルの しんかいに あるという すみかに つれていく。
ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2
ベールの ような てあしを まきつけ しびれさせると 8000メートルの しんかいに つれこんで ころすのだ。
概要
イッシュ地方地方におけるクラゲポケモン担当、
彼(彼女)を始めて見た時、第四世代までのメノクラゲ&ドククラゲ天国に
うんざりしていた多くのトレーナーはその外見に胸を躍らせたことだろう。
進化後のブルンゲル同様♂と♀で姿が違う。
♂が青色で、♀がピンク色である。
この通り外見は非常に可愛らしいのだが図鑑説明は前述の通り黒い任天堂全開である。
ブルンゲル同様当初は水オンリータイプであり、優雅なポケモンがコンセプトであった。それがどうしてこうなった・・・。
『水死体クラゲ』という物騒なあだ名がつくのも無理は無いだろう。
・・・そしてBW2の図鑑では“相手を水深8000mに引きずり込んで殺すのだ”という内容に。
漢字モード限定?いいえ、ひらがなでも「ころすのだ」と表示されます。
今までは「命を吸い取る」「魂が吸われる」と、多少和らげた表現だったが、
ついに今作でダイレクトに「殺す」と書かれてしまった。もはや危険度特A級である。
17番水道でなみのりをするとよく出現するが、
水の底には大量の人やポケモンの骨が転がっているに違いない…。
尤も、海を行けば必ず会える上に特防努力値+1なので、ポケモン廃人達の世界(ロム)の海ではそれ以上に彼(彼女)らの瀕死体が大量に浮いていそうだが。
戦わなければ生き残れないのはどこの世界でも一緒である。
アニメのプルリル
シューティーのプルリル
CV: 福圓美里
BW編10話にて、シューティーの手持ちとして登場。性別は♂。
同話のサブタイトル「ライバルバトル!強敵プルリル!!」の通り、強力なポケモンとしてサトシの手持ちを2体倒すなどの活躍を見せた。
特にのろわれボディの影響を受けたツタージャの顔は、当時視聴者にトラウマもののインパクトを残した。
だが、BW編のサトシのライバルの手持ちであるにもかかわらず、その後の出番は一切無しという謎を残している。
ムサシのプルリル
CV: たかはし智秋
BW2エピソードN2話から登場。性別は♀。
オペレーション・テンペスト頓挫後、イッシュ地方に戻ってきたムサシが連れてきたのだが、ゲットの経緯は一切不明。
ムサシにとっては初のゴーストタイプのポケモンだが、当の彼女はコロモリを多用していたためプルリルの出番はかなり少ない。コジロウのモロバレル同様、参戦が遅かった上、BW終了時にはイッシュ地方での行動の成果としてサカキにあっさり献上されてしまった。そのため、ロケット団の手持ちの中で最も不遇なポケモンとされている。
しかしモロバレルとタッグだったとはいえ、あのピカチュウを一度は戦闘不能に追いやったロケット団初のポケモンであるため、全く活躍がなかったわけではない。
使用技は「しろいきり」「サイコキネシス」「バブルこうせん」「シャドーボール」。