基礎データ
進化
プルリル(Lv.40) → ブルンゲル
概要
イッシュ地方地方におけるクラゲポケモン担当。
彼(彼女)を始めて見た時、第四世代までのメノクラゲ&ドククラゲ天国にうんざりしていた多くのトレーナーはその外見に胸を躍らせたことだろう。
進化後のブルンゲル同様♂と♀で姿が違う。
♂が青色の王子様風の姿、♀がピンク色のお姫様風の姿である。
この様に可愛らしい外見なのだが、大量の毒針を含んだ薄いベールのような腕で相手(獲物)の体を縛りつけ、そのまま海の底の住処へと沈んでいくという、黒い任天堂全開な生態を持つ非常におっそろしいポケモンである。
・・・そしてBW2の図鑑では「相手を水深8000mに引きずり込んで殺すのだ」という内容に。
漢字モード限定?いいえ、ひらがなでも「ころすのだ」と表示されます。
今までは「命を吸い取る」「魂が吸われる」と、多少和らげた表現だったが、遂にダイレクトに「殺す」と書かれてしまった。もはや危険度特A級、黒い任天堂の最高点の一つである。
『水死体クラゲ』という物騒なあだ名がつくのも無理は無いだろう。
17番水道でなみのりをするとよく出現するが、水の底には大量の人やポケモンの骨が転がっているに違いない…。
尤も、海を行けば必ず会える上に特防努力値+1なので、ポケモン廃人達の世界(ロム)の海ではそれ以上に彼(彼女)らの瀕死体が大量に浮いていそうだが。
戦わなければ生き残れないのはどこの世界でも一緒である。
名前は『プルプル+フリル』から付けられていると思われる。
また分類は「ふゆうポケモン」で、地上でもふよふよ浮いて行動できるのだが、特性はふゆうではない。
モデルとなった生物はユウレイクラゲ、触手の数が大いに足りない気もするが、そのようなことを気にしてはいけない。
アニメのプルリル
シューティーのプルリル
CV: 福圓美里
BW編10話にて、シューティーの手持ちとして登場。性別は♂。
同話のサブタイトル通り、強力なポケモンとしてサトシの手持ちを2体倒すなどの活躍を見せた。
特にのろわれボディの影響を受けたツタージャの顔は、当時視聴者にトラウマもののインパクトを残した。
だが、BW編のサトシのライバルの手持ちであるにもかかわらず、その後の出番は一切無しという謎を残している。メンバーから外してしまったのだろうか?
ムサシのプルリル
CV: たかはし智秋
BW2エピソードN2話から登場。性別は♀。
オペレーション・テンペスト頓挫後、イッシュ地方に戻ってきたムサシが連れてきたのだが、ゲットの経緯は一切不明。
ムサシにとっては初のゴーストタイプのポケモンだが、当の彼女はコロモリを多用していたためプルリルの出番はかなり少ない。コジロウのモロバレル同様、参戦が遅かった上、BW終了時にはイッシュ地方での行動の成果としてサカキにあっさり献上されてしまった。そのため、ロケット団の手持ちの中で最も不遇なポケモンとされている。
しかしモロバレルとタッグだったとはいえ、あのピカチュウを一度は戦闘不能に追いやったロケット団初のポケモンであるため、全く活躍がなかったわけではない。
使用技は「しろいきり」「サイコキネシス」「バブルこうせん」「シャドーボール」。
余談
進化後同様当初は純粋なみずタイプとして予定されており、あまりゴーストらしくない優雅で華やかなイメージはそのせい。
後半になってからゲームバランスのためにゴーストタイプを追加され、設定も妖怪じみたものにされたためにデザイナーさんは「どうしてこうなった」と凹んだとか。