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「あっ、ちょっと良イカ? 俺、イカーゲンって言うんだけどさ、キュウレンジャー捜してるんだよね。知らなイカ?」

「私はイカなる運命も予知することができる。君がどれだけ幸運だろうと私には通用しない」

CV:塩屋翼

スーツアクター:清家利一

データ

役職/刺客(キュウレンジャー担当)

出身/惑星クリスタルイカル(ミナミジュウジ座系)

身長/193cm(ヒカエオロー身長/44.4m)

体重/174kg (ヒカエオロー体重/400.2t)

装備/ゲソードライフル

分類/軟体宇宙人

概要*

space.6から登場するジャークマターの幹部で、キュウレンジャー抹殺の為に送り込まれた刺客。

ミナミジュウジ座系惑星クリスタルイカル出身。

ドン・アルマゲの命を受け、相棒のマーダッコと共に千個以上もの惑星を滅ぼしてきた。

実力は高いが、地位としてはカローに劣っている模様。

クリスタル状の髑髏のような顔を持ち、烏賊のような触手が体の各所見える。また、顔以外にも両肩と両膝に同じような髑髏のクリスタルが付いている。

血の気の多い相棒のマーダッコとは対象的に、飄々として少しとぼけた性格であり、イカモチーフのお約束で「イカ」と言う単語をあちこちに混ぜながら話す。スティンガーにキュウレンジャーの居場所を問おうと突っかかったマーダッコに「怒っちゃイカんよ」となだめたり、取り逃がした際でも「まぁ、いっか」と深追いをしない等、常に冷静沈着であるが、相手に対して小馬鹿にした態度をとることもある。

※マーダッコの相棒になった理由の一つは、彼女の復活する度に人格が豹変すると言う都合に対し、飄々としていて他人に振り回され難いイカーゲンが適任とされた為か。

だがそうした掴み所のない言動とは裏腹に、マーダッコとのコンビで千個以上もの惑星を滅ぼすほど実力はかなり高く、キュウレンジャーが対峙した時には、ショウ司令が血相を変えて「戦わずに逃げろ」と命令した程の危険極まりない相手。武器は柳葉刀状の剣で、持ち手を変える事で銃としても使える「ゲソードライフル」を武器とする。他にも青く光る力場を生じさせて上からのガレキ等を受け止める芸当等も出来る。他にも触手を伸ばして攻撃したり、イカスミをまき散らして強力なゲリラ酸性雨を発生させることができる。

しかし、イカーゲン最大の強みは一種の予知能力を持っている事らしく、「お前のイカなる運命も、手に取る様に分かる」と嘲笑しつつ、相手の攻撃を簡単に回避してしまう。この為、シシレッドの幸運でも通用しない。

しかし、予知能力の真相はクリスタルイカル星人特有の視覚器官にあり、イカーゲンは特にその器官が発達している。上記の髑髏型のクリスタル状の装飾のような部分おろか吸盤の1つ1つが目であり、相手の行動を先読みしてまるで予知しているかのように見えていただけであった。

キョダインロウは服の左腰部分(烏賊の左エンペラ)に結びつけている。

元々は、劇中以前リュウバイオレットとして猛威を振るっていたショウを危険視したドン・アルマゲによってマーダッコと共に反乱軍リベリオン討伐に差し向けられた刺客。時間制限を持つリュウバイオレットを変身解除に追い込み、彼を庇った当時のリベリオン総司令官ビッグベアは自爆して果て、リベリオン自体も壊滅寸前に至った。

このためショウ司令とは仇敵同士であり、彼が変身した時も「その姿を見るのも久しぶり」と言っている。なお、彼の予知能力をもってしてもリュウバイオレットの攻撃は躱しきれない模様。

各話の動き

Space.6

キュウレンジャー抹殺の為マーダッコと共にチキュウへ来訪。当ても無く探し回っていた所をスティンガーと遭遇、冒頭の台詞を言った事で彼の案内によりどこかの空き地へ移動。

そこで自分がキュウレンジャーである事を明かし、外套を脱ぎ捨てジャケット姿となったスティンガー=サソリオレンジと交戦。しかし逆に相手を圧倒した為、不利を悟ったスティンガーがセイザブラスターで地面を撃って土を巻き上げ目くらまし、そのまま逃走される。

その後、キュウレンオーモライマーズロボごとデンビルを撃破したキュウレンジャーを遠目から目撃する。

Space.7

廃屋内で立体映像越しにドン・アルマゲと謁見。改めてキュウレンジャー抹殺の命を下される。

その後ダイカーントゥーミーを誘き出して討伐しようとするキュウレンジャーの前に出現。乱戦状態に持ち込み圧倒するが、そのドサクサの中でバランスがトゥーミーに誕生日を奪われた為キュウレンジャーの作戦が失敗。直後に全員がキュウボイジャーを召喚した事で逃走、取り逃がす。

Space.8

ホシガタ地区のモライマーズを一掃する『スターダスト作戦』が佳境に差し掛かった頃、単独行動を取ったスパーダ達を探すスティンガー・ガルラプター283を強襲。3人を戦闘不能へ追い込んだ後、それを餌に残りのキュウレンジャーを誘き出して交戦、やはり圧倒して次々と仕留めて行く。

しかしキュウレンジャーを全滅させ掛けたその時、自身と因縁深いショウ・ロンポーが意を決して乱入。それがチェンジしたリュウバイオレットと対峙する。

Space.9

バイオレットの猛攻に晒されて防戦一方になるが、これは相手の弱点である時間制限を狙った為。それが来て相手が変身解除されるや反撃に転じるが、先程仕留め損なったラッキー/シシレッドに妨害を受けたので代わりにスパーダを拉致して撤退する。

その後オリオン号のモニターをハッキング、自身が捕らえたスパーダを人質にキュウレンジャーを誘き出す脅迫放送を行う(※ショウに対しては「ニセモノの方はいっか」と言って当て付けをした)。これに反応して単身ショウがスパーダを救出しに現れた為彼がスパーダを救い出した所で交戦。ここでもやはり時間制限へ付け込んで戦闘を長引かせ変身解除へ追い込む。

そのままショウを仕留めようとした所で他のキュウレンジャーが現れるが、彼等9人とショウの絆、更に9つのチェンジキュータマの導きによりリュウバイオレットが10人目のキュウレンジャー、リュウコマンダーへと覚醒。それへ対し生き残っていたダイカーン・メッチャツヨインダベー、ムッチャツヨインダベー達を加えて交戦するも、一転して自分達が追い込まれた挙句マーダッコが倒される。直後に不利を悟り、僅かに残ったマーダッコの破片を回収。ヒカエオローで巨大化したダイカーン2人に後詰を任せて撤退した。

Space.11

マーダッコを復活させた上で、アンラッキー状態が続いて精神的に不調なラッキーと交戦。「宇宙一アンラッキーな男じゃなイカ」等と言ってラッキーを挑発、彼の冷静さを失わせつつ攻撃を加える。結果、いつもの余裕を失い動きに精彩を欠いたラッキーは無闇にイカーゲン・マーダッコに向かって行き悉く返り討ちに。更には仲間達がデスワームを倒した事でラッキーの元へ飛んで来たトモキュータマも、隙だらけの彼を攻撃して行動不能にした上で自分が回収した。

直後にラッキーを、佐久間小太郎/コグマスカイブルーが操作するコグマボイジャーに収容されて取り逃がすが、イカーゲンより身体の傷以上に精神を痛め付けられたラッキーの顔からは笑顔が消えていた。

Space.12

イカーゲンの秘密を探る為、現れたキュウレンジャーと対峙。その戦いで予知能力の真相を知られることになる。そしてサソリ座系カローの出迎えをマーダッコに任せ、ラッキーを除いた10人のキュウレンジャーと戦う。そこで自身の真相を暴いたショウを称賛するも予想をはるかに上回る「目」を持つことを明かし、10人を圧倒する。

だが、奮起して現れたラッキーがフタゴキュータマで無数に分身し、一斉にイカーゲンに攻撃したことで「目」を全て潰されてしまう。そして11人になったキュウレンジャーに立ち向かうも押されていき、「キューレンオールスタークラッシュ」で大ダメージを負う。しかし、完全に撃破されてはおらず、ヒカエオローを発動し、巨大化。

酸性雨や触手攻撃でキューレンオー、リュウテイオーを苦しめるが、新たに合体したリュウテイキュウレンオーに圧倒され、最後は「オールスタースクランブルブレイク」を喰らい「これが…私の運命か…」と呟き爆散した。

余談

モチーフは言わずもかな、烏賊と水晶ドクロ

声を演じる塩屋氏は星獣戦隊ギンガマン以来、19年ぶりの出演となる。

関連リンク

宇宙戦隊キュウレンジャー 宇宙幕府ジャークマター

烏賊

イカ娘イカデビルイカルス星人・・・口癖が「~イカ」繋がり。ちなみにイカーゲンは「~ゲソ」とは言わない。

デスガリアン:前作の敵組織。破壊した星は地球で100個目になる筈だったので、イカーゲン達コンビはたった二人で彼らの十倍以上の星を滅ぼした事になる。

銀帝軍ゾーン:27年前の敵組織。こちらは地球が滅ぼす星の1000個目になる筈であり、彼等よりもイカーゲン達コンビは多くの星を滅ぼしている事となる。

※ただし、イカーゲン達コンビはジャークマターに取っての邪魔者を始末する為、デスガリアンは星の生命を玩んで遊ぶ為、ゾーンは黒幕が宇宙最強の存在へ進化する儀式の為に星を滅ぼしており、三者とも行動の前提条件が異なっている。

水王丸:同じく塩屋氏が声を当てていたイカ男。

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