あすか120%
あすかひゃくにじっぱーせんと
概要
国内独自PC終盤期にFM-TOWNS版とX68000版から発売された「ヴァリアブル・ジオ」と双璧をなす初期の美少女格闘ゲームである。
PC版においては必殺技コマンドは比較的簡潔のため非常に出しやすく、
後に発売されたTOWNS版エクセレントでは、アドベンチャーモードでの行動次第で超必殺技が常時出せるようになる。
後に新キャラクター4名追加されたPCエンジン版を皮切りにプレイステーションとセガサターン等のコンシュマー機にも移植された。
ストーリー
名門のお嬢様女子高『私立繚乱女学院(通称:乱女)』の高等部で毎年行われる学園祭『百花祭』と、
そのメインイベント『部対抗予算争奪メガファイト』の季節が今年もやってきた。
各部から1名ずつ選ばれた代表たちが格闘戦で対決し、勝てば予算を増やせるのだ。
自らの部活動をよりリッチなものにする為、少女たちの戦いが幕を開ける!
キャラクター
本田飛鳥
1年生、化学部所属。主人公。
化学部部長の猛特訓を受けて秘伝の奥義を体得、同部史上初のメガファイト本選出場を果たす。
今大会のダークホースと呼ばれる存在。化学部らしく化学反応による爆発を武器とする。
『遠心連殺拳』などという物騒な名前の技も持つ、死人を出しかねない生徒1号。
※このゲームには過度の暴力表現やグロテスクな描写は一切含まれておりません。
大久保久美
1年生、新体操部所属。
控えめな性格だが、新体操と出会ったことにより自身の才能を開花させ自己表現の場を得た。
新体操界では『天才』と呼ばれ、1年生の身でありながらメガファイト代表に選ばれる。
将来の夢はお嫁さん。
新堂環
3年生、テニス部所属。
学園長の娘にして生徒会長、つまり正真正銘のお嬢様。しかし驕り高ぶることはなく後輩からも慕われているという完璧超人っぷり。
前年度の覇者(作品によっては2連覇)であり、後述の虎美と並んで優勝候補と目される。
山崎竜子
(参考画像右)
2年生、バレー部所属。
彼女の放つ強烈なサーブは乱女バレー部をインターハイ優勝に導いたこともある。
※アルゼンチンバックブリーカー及びカナディアンバックブリーカーはバレーボールの技ではありません。
北条虎美
3年生、空手部所属。
男性と見間違うほどの長身。実際結構男装が似合う。チャームポイントに『日本一の蹴り』を挙げるほどの格闘バカ。
なんと波動拳のようなものが撃てる。身体能力だけならおそらく彼女が最強。
その実力を以てしても前大会で環に敗れており、今大会でリベンジを狙う。
豊田可莉奈
1年生、生物部所属。
飛鳥の幼馴染でありライバルでもあるボクっ娘。カエルの『ケロぴょん』を連れている。
メガファイトではケロぴょんとの連携プレイで戦う。
※ケロぴょんは特殊な訓練を受けています。普通のカエルを発火させるのは動物虐待です。
御手洗清子
(該当画像なし)
2年生、ソフトボール部所属。
アレな名前にコンプレックスを持つ。公式規格外と思しき大き目のグローブが目を引く。
得意技に『大リーグソフトボール8号』があるが、ポジションはセカンドである。
金属バットを容赦なく振り回す、死人を出しかねない生徒2号。
小和田奈々
2年生、日舞研究会所属。
見た目通りの大和撫子であり、西洋文化および英語は好まない様子。
日本舞踊の動きを取り入れた格闘スタイルだが、古武術もこなす様子。
ゲージ技限定とはいえ薙刀で斬りかかる、死人を出しかねない生徒3号。
川崎忍
2年生。ただし乱女の生徒ではなく、他校からの乱入者。
女番長であり、喧嘩百番勝負の旅において99戦目で環に敗北した雪辱を晴らしに来た。
メガファイトは乱女生徒のみの戦いの為、優勝決定後に乱入される形で彼女と戦うことになる。