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オンスロート(MARVEL)の編集履歴

2017-06-17 15:30:05 バージョン

オンスロート(MARVEL)

うどんはにっしん

オンスロートはMARVELコミックに登場するキャラクター。

概要

原作コミックス

オンスロートは、MARVEL世界を代表する二人のミュータントの衝突によって生み出された精神生命体("Psychic Entity")である。

事の起こりは"Fatal Attractions"事件(1993年)。マグニートーによる人類殲滅作戦を阻止すべく、プロフェッサーX自身がX-MENと共に宇宙要塞アヴァロンを襲撃。

この戦いでウルヴァリンは全身のアダマンチウムを剥ぎ取られ、怒り心頭に達した教授テレパス攻撃によりマグニートーの精神を破壊し廃人にしてしまう。

この際マグニートーの内なる邪心が教授の精神に入り込み、数十年に亘り抑圧されてきた負の感情と融合。教授自身も気づかぬまま、彼の心の中でそれは成長を続けていた。


歴史改変によって生じた平行世界である『エイジ・オブ・アポカリプス』からの転移者であるXマン(ネイト・グレイ)との接触により教授とは別個の独立した存在となり、ある時は甲冑姿(マグニートーがベース)の幻影で、またある時は教授を内側から操り、ジャガーノートが持つサイトラックの秘石を奪取(1996年)。


かくて『最強のテレパス』『磁界王』そして『邪神サイトラック』の能力を併せ持つ最強最悪のスーパーヴィラン・オンスロートが誕生。

X-MENを壊滅させた後、対ミュータントの抑止力として保管されていたセンチネル軍団を掌握、リード・リチャーズの息子フランクリン誘拐、さらにネイト・グレイをも拉致し、二人の能力を取り込むことでますます手がつけられない状態に。一部では『初の地球産コズミックビーイング』とも言われる。


最終的にはファンタスティックフォーアベンジャーズ、その他多くのヒーローたち(及び一部ヴィラン)が相討ちになる形で世界から消滅。

"Heroes Reborn"からの"Heroes Return"展開でヒーローたちは復活するが、その間生き残ってしまったX-MENとスパイダーマンはそれまで以上に世間から冷遇されることに。またこの時期に新チームサンダーボルツが結成される。


その後オンスロートが復活し再びフランクリン・リチャーズを襲う"Onslaught Reborn"事件が発生(2007年)。

ゲーム

CAPCOM対戦格闘ゲーム『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』(1998年)におけるラスボス。

前作までのアポカリプス以来シリーズの伝統となった『画面全体を覆う巨大ボス』である。


第一形態は原作序盤と同じくマグニートーに似た甲冑姿で、サイズ的には通常キャラの約二倍。ハイパーアーマー状態ガードは出来ず、低空浮遊状態でしゃがみジャンプもしない。

攻撃方法もマグニートーに似たもので、ジャガーノートのヘッドクラッシュも繰り出す。スペシャルパートナーとしてセンチネルも召喚。

さらに精神操作で支配下に置いたキャラクターをヴァリアブルアタックで呼び出し、オンスロート自身は画面奥でダメージを回復するという芸当も見せる。


第二形態ではを脱ぎ、画面全体を覆う巨大な姿に変貌。常時飛行状態でかなりの上空まで移動できる。多彩なレーザー攻撃に巨大クローの打撃、マグニートーのハイパーグラヴィテーションに小型センチネルも繰り出す。


家庭用移植版ではプレイヤーがオンスロートを操作できるモードが追加されている。

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