人物・作風
元は高校の世界史教師だったが、徳間書店のアニメ雑誌『アニメージュ』の編集者に転身し、その後サンライズに引き抜かれて脚本家となる。
同業の大河内一楼は大学時代のサークルの先輩、カプコンのゲームクリエイター、巧舟は同期に当たる。
そして知る人ぞ知るアニメ脚本界のスケベ大王。
『劇中でやたら際どい表現があって調べると吉野氏だった』
…というのは、もはや定番化しつつある。
女性へのHなパプニングやイベントに関しては並々ならぬ情熱があるらしく、自分が携わった作品内で必ずというほど一度はやらかしている。例を挙げると、
- マクロスFでのシェリル・ノームの下着泥棒騒動
- 舞-HiMEでのノーパン描写・睡眠○○○
- コードギアス反逆のルルーシュ 一期でのニーナ・アインシュタインの○○○シーン
- 聖痕のクェイサーそのもの
- 「クェイサー」と同じ作画担当と組んだ「神呪のネクタール」
また乳吸い漫画かよ!
…… 他多数
オリジナル作品の主人公がヘタレになりやすく、感情移入し辛くなる傾向にある。
また、意味有りげな設定(いわゆる伏線)の多くを放置したままストーリーを進める、急激なフラグ乱立から人物が死亡するなど、消化不良で強引(身も蓋もない言い方をすれば“煩雑”)な手法が目立つことから、アニメファンからは批評の的になりやすく、全体的な評価は低い。
明確に嫌悪を示す視聴者も少なくはない。
また恋愛イベントの進行でも、男女の交流の進展をおろそかにする傾向が見られる。
しかし脇役の女性キャラを際立出せるならば、業界でも有数の辣腕の持ち主。
事実、『舞=HiME』シリーズでは、数十人に及ぶ女性キャラを見事個性的に描き切っている。
また視聴者の意表を突く展開、必要とあらば登場人物たちを徹底的に追い詰める手法には定評がある。
アニメ版艦これにおいては、「如月」と「祥鳳」を轟沈(=戦死と同義)させる展開が描写された回を担当し、ファンからの不評を買い、そしてファンを敵に回す事となった。
なお、吉野氏本人は番組放送前の雑誌インタビューにおいて、「全ての艦娘ファンを大事にした作品にしたい」との旨の発言をしている。
この件については、如月ショックや炎上祥鳳の個別記事も参照されたし。
これ以降吉野の評価が大激変し、現在は多くの汚名を残した脚本家になってしまった。
関連作品
アニメ脚本
(◎=シリーズ構成)
- GEAR戦士電童
- 機動戦士ガンダムSEEDシリーズ
- コードギアス 反逆のルルーシュ
- 舞-HiME ◎
- 舞-乙HiME ◎
- マクロスF ◎
- ソ・ラ・ノ・ヲ・ト ◎
- 電波的な彼女
- ギルティクラウン ◎
- マギ ◎
- 劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟- ◎
- ビビッドレッド・オペレーション ◎
- ストライク・ザ・ブラッド ◎
- ワールドトリガー ◎
- 艦隊これくしょん(アニメ)
- 境界のRINNE
- ヘヴィーオブジェクト ◎
漫画脚本
- 舞-乙HiME(樋口達人と共同)
- 聖痕のクェイサー
- 神呪のネクタール
- VITAセクスアリス