曖昧さ回避
- 元円谷プロの社員でプロデューサーや制作進行だけではなく、日本画のたしなみがあり2期ウルトラシリーズで怪獣デザインも行った。※この項で説明
- 俳優養成学校が舞台のミステリー漫画『出口ゼロ』の登場人物で2年生の先輩。
1.の概要
1937年生まれ、青森県出身。
映画監督小津安二郎の助手、東宝撮影所で美術助手を経て円谷プロに入社。
ウルトラシリーズでは『ウルトラQ』の一部回の原案、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の制作進行を担当。『帰ってきたウルトラマン』ではプロデューサー補だけではなく、第1クールで降板した池谷仙克に代わり怪獣デザインも担当。米谷佳晃や高橋明彦が参加するまで数々の名獣をデザインした。『怪奇大作戦』以降はプロデューサーに昇格し、『ウルトラマンタロウ』でも第1話登場のアストロモンスのデザインを担当した。
またウルトラセブン第12話欠番の影響で急遽追撮された『ウルトラファイト』の196話「怪獣死体置場(モルグ)」の監督もおこなっている。
怪獣デザイン
熊谷は従来のウルトラシリーズに登場する怪獣を分析し、「子供が真似できる立ち怪獣」「ドラマチックな死を迎える」「武器を持っている」ものが人気があるものだとしてデザインにあたった。
生物モチーフでシンプルなデザインのものが多く、小津安二郎監督作品で画面に赤を入れる作風の影響から、赤い色を怪獣デザインのどこかに使用していたという。
帰ってきたウルトラマン
シーゴラス/シーモンス エレドータス テロチルス ベムスター マグネドン ビーコン ザニカ バキューモン(一部書籍に掲載された人面のもの) クプクプ/キングストロン ザゴラス ノコギリン ムルチ ブラックキング ササヒラー