暗黒大陸(HUNTER×HUNTER)
あんこくたいりく
※この項目は、コミックス最新刊以降の内容を含みます。 |
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概要
漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する「外の世界」のこと。
世界地図などの一般的な「世界」は、暗黒大陸中央に存在する巨大湖メビウスの中に位置している。
魔獣たちは元々はそこから来たと言われており、キメラアントもその一種である。
人類が大陸へ進出しようとする度に大きな災いがふりかかったと古文書や遺跡に記されており200年以上前に近代5大陸(V5)によって不可侵条約が締結された。
実態
かつて若かりし頃のアイザック=ネテロが調査に赴いた際、常識では考えられないほど巨大な生物達を目の当たりにし、やむなく調査を断念したほど極めて特異かつ過酷な環境(アイザック曰く「でかすぎる」「自分も入り口で引き返したお化け屋敷」)であり、キメラアントの他にも「五大厄災」と呼ばれる人間の住む世界に侵入すれば大災害を引き起こしかねない生物や現象も数多く存在しているが、一方で人類にとって有益となる資源の宝庫でもある。
門番・案内人
門番とは、唯一大陸とのパイプを持つ魔獣族。
案内人とは、暗黒大陸を出入りする為に門番が召喚する亜人種。
「新世界紀行」
約300年前に発行された本。
出版当時は空想小説という扱いであり、狂人の妄想であると思われていた奇書。現在は幻書となる。
ジンによるとその正体は300年以上前にたった1人でメビウス(無限海)沿岸をくまなく探検しようとした人物の旅行記である。
現在は東の巻しか見つかっておらず、西の巻が出ていないのはまだ執筆中であるからだと考えており(東には究極の長寿食、万病を治す香草が存在するという記述)、
本の著者はドン=フリークスであるとした。
許可庁の公式見解ではこの本を筆者の空想だとしているが、実際はその本を元に世界で最も重要な基準を作られており、V5は場所と目的を予め定めて調査に向かっている。
五大厄災
不可侵条約締結後、政治的思惑により、V5が非公式にそれぞれ別ルートから案内人の協力を得て大陸へ行き、持ち帰って来た厄災。
正確には案内人が戒めのため持ち帰らせたものである。
5つともキメラ=アントのBを超えるA(最高)かB+(準最高)で、ジン曰く「人類が滅亡していないのはたまたま」。
暗黒大陸編
過去の渡航
不可侵条約締結後の近代5大陸(V5)は政治的思惑から独自の調査団を秘密裏に作り上げていた。
ベゲロセ、サヘルタ、オチマ、と帰還者はいたもののリターン獲得に失敗しており、ハンター協会の力を借りたミンボも同じであった。
ネテロがリンネ、ZZIGG(ゾルディック)と共にお忍びで足を踏み入れたのもこの時期で、暗黒大陸を
「儂等でさえ扉を開けただけで敷居もまたがずに踵を返したお化け屋敷」と評している。(ネテロはこの後にもう1度訪れているが、詳細は不明。)
警告のつもりだった土産話が協会員に火を着けてしまい、結果犠牲者を増やした事にネテロは葛藤する。
後(約50年前)、ビヨンドは専門家の一人としてハンターと共に錬金植物メタリオンを目的としたクカンユ王国に同行したが、ネテロの忠告を聞かず未踏のルートに拘った結果探検は失敗(メタリオンを持ち帰るも枯れてしまう)、多大な犠牲者と新たな厄災(ゾバエ病)を抱えて帰還。
この件で意を決したネテロはV5に働きかけ暗黒大陸を協会の禁忌(タブー)とし、再挑戦を望むビヨンドに対しては、
自身が死ぬまでは許可しないとの枷を与えた。
ビヨンドとカキン
カキン帝国が30年程前の革命の際に不可侵条約などの条約・密約の更新をうやむやにしている事に目を付けたビヨンドは、カキンと手を組み、国王を歴史的偉人してやる事を取り付け暗黒大陸進出を画策。
ネテロの殉職と会長選挙の後、全世界へ向けた暗黒大陸進出宣言を行う。
V5
カキンの宣言を受けてV5は、平和的に事態を治める為にカキンを迎え入れて近代六大陸(V6)の新体制を取り、その際カキン国王を新大陸開拓者として正式に歴史に記す代わりに、リターンの分配は6等分である事を認めさせるという方針を決定した。
V5は、暗黒大陸でのビヨンドに対する監視役をハンター協会に依頼する。
ハンター協会
V5からの任務
カキン側の監視はV5からの最重要極秘任務であり、協会の総力を挙げた仕事となる。
ハンター協会へ出頭したビヨンドは、囚われの状態で暗黒大陸へ向かい、拘束を逃れて好き勝手やる、というハンター協会に対する宣戦布告をした。
暗黒大陸編の登場人物
ハンター協会
十二支ん | |
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科学班 | チードル=ヨークシャー ゲル レオリオ=パラディナイト |
情報班 | ミザイストム=ナナ ピヨン サッチョウ=コバヤカワ クラピカ |
防衛班 | ボトバイ=ギガンテ カンザイ サイユウ |
生物班 | ギンタ クルック |
サホートメンバー | |
サンビカ=ノートン モラウ=マッカーナーシ ノヴ トキャリーヌ |