概要
『仮面ライダーW』に登場するガイアメモリの1つで、仮面ライダーダブルが最終フォームであるサイクロンジョーカーエクストリームに強化変身するために必要なキーアイテムである。
通常のメモリとは異なり鳥のような形状をしており、ファングメモリと同様自立稼働し、必要に応じてダブルのもとに自動的に飛んでくるという特殊なメモリである。
単体でもそれなりの戦力にはなり、劇中ではウェザー・ドーパントを牽制する活躍も見せた。
また、メモリ自体には地球の記憶を内包しておらず、他のメモリを取り込み強化する上に地球の記憶と直接データリンクするという機能に特化している。
耐久力やパワーはそれなりでは片付かないレベルで高いようで、ウェザー・ドーパントの放った小型竜巻を耐えるどころかむしろはね返し(直前に同じ攻撃でファングはなすすべもなく吹き飛ばされている)、(地球との接続中で半ばデータ化してたり隙だらけだったりしたとはいえ)頑強かつ重厚なクレイドールエクストリームの体を体当たりでブチ抜き、最終回におけるエナジー・ドーパントの攻撃を喰らっても少し破損する程度で済んでいる(むしろ上述の耐久実績があるため、そんなエクストリームに傷をつけたエナジーの攻撃力こそ凄いのではないかといわれる有様)。
もう1つ重要な機能として、フィリップの肉体をデータ化して取り込むというものがある。
内部はガイアスペースと呼ばれる特殊な電子空間となっており、フィリップの体を保護しダメージを回復するほか、ここから現実世界を覗くこともできる。シュラウドが内部に入り込んでいたこともあるが、どういう仕組みで入っていたのかは不明。
この状態でダブルドライバーにセットし(これも自動的にセットされる)、展開することでダブルをサイクロンジョーカーエクストリームに強化変身させる。
変身後の状態でメモリを閉じ再度展開させることでマキシマムドライブを発動する。
その他、登場してから終盤に至るまでストーリーの重要な局面に関わるキーアイテムとして大きな役割を果たした。
アルファベット表記は"EXTREME"ではなく"XTREME"で、公式媒体で登場したガイアメモリの中では唯一イニシャルがXのメモリである。
「劇場版 仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ」にはT2エクストリームメモリが登場しているが、他のT2メモリと同形状のUSBメモリ型で、前述の特殊機能も有していない。
関連タグ
サイクロンジョーカーエクストリーム サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム サイクロンアクセルエクストリーム
・最終・最強フォームへの変身に必要なパワーアップアイテム繋がり