概要
特撮作品「仮面ライダー」シリーズの平成ライダー作品の一つ・『仮面ライダー剣』における怪人「アンデッド」のうち、高い知能を持つ上級アンデッドの一部のこと。
カテゴリーKの特徴として、「同スートのカテゴリーAと近しい種の始祖」であるという点が挙げられる。
(例:ダイヤのA(ノコギリクワガタ)とダイヤのK(ギラファノコギリクワガタ))
アンデッドはトランプのカテゴリー(数字)とスート(マーク)に分けられており、そのうち「キング」に当てはまるアンデッドにタグとして使われている。
タグとしては怪人態・人間態両方に対して使われているが、描かれているアンデッドが違うカテゴリーの上級アンデッド複数であった時は「カテゴリーK」タグよりも「上級アンデッド」タグを使われている場合もある。
またカテゴリーKのラウズカードには、さらなる秘密が隠されていた…
キングのアンデッド一覧
スート・スペード:コーカサスビートルアンデッド/キング
コーカサスオオカブトの祖たる不死生物。上級アンデッド。
自称「キング」と呼ぶ少年に変化することが出来る。
非常な剛力の持ち主で「オールオーバー」と呼ばれる破壊剣で、敵を一刀の元に両断する。
左手の盾は150tもの衝撃にも耐えうる防御力を備え、如何なる攻撃も受け付けない。
スート・ハート:パラドキサアンデッド/鎌田
仮面ライダー剣の本編では唯一姿を見せなかった上級アンデッド。
後に『仮面ライダーディケイド』にて登場しており、人間態は鎌田という初老の男性。
「パラドキサアンデッド」タグでは、本編に未登場であることからその姿を独自に想像したイラスト(他のスートのカテゴリーエースとカテゴリーKの姿や特徴が類似していることから、カリスやワイルドカリスをベースに描いたイラストなど)と、ディケイドにおけるパラドキサアンデッド/鎌田の姿を描いたイラストが混在している。
スート・ダイヤ:ギラファアンデッド/金居
ギラファノコギリクワガタの祖たる不死生物。金居という男性に変化することが出来る。
両腕の巨大な角は獲物を挟み込み両断する威力を持ち、腰にぶら下げたクワガタの角は手榴弾としての使用が可能。
また「ヘルター」「スケルター」と呼ばれる双剣を用いた剣戟も得意としている。
好物は砂糖水。
スート・クラブ:タランチュラアンデッド/嶋昇
タランチュラの祖たる不死生物。上級アンデッド、嶋昇という人間の姿に化身することが出来る。
左腕先より強粘性のネットを飛ばし、敵の動きを封じておいてから爪や全身の棘先から分泌する猛毒で止めを刺す。
左手にショットワイヤーを隠し持つ。また、スパイダースレッドという鎖の網を武器として使う。