概要め! 許ざん!!
仮面ライダーBLACKRXがリボルケインを使用して使う最大の技である。
相手をリボルケインで貫き、更に高エネルギーを体内に注ぎ込む技。
リボルケインを引き抜いた後、相手に背を向け、リボルケインを「R」の字を描くようにして振るい「見得を切る」動作をした後に敵が爆発する。
その破壊力は驚くなかれ無限大(公式設定)。つっても、敵怪人の皮膚を貫くエネルギーは流し込むエネルギーとは別なので、刺さってから流し込まれるエネルギーが無限であってリボルケイン自体の破壊力はそこまで高くはない。(その為、ジャークミドラのようにリボルケインを掴んだことがある怪人もいる。)
「体内から相手を破壊しつくす」、例えるなら口の中にホースを突っ込んで世界中の海水を全部流し込んで破裂させるというような事実上喰らったら死ぬ系の技であり、毎度のクライシス怪人どころか幹部も軒並み殺害、ラスボスであるクライシス皇帝すらあっさり倒してしまった。刺された際には敵は背中からボーボーと火花を吹き出すのが特徴。
2016年現在、この技を喰らって死ななかったのは大ショッカーのリ・イマジネーションアポロガイスト、そして宿敵シャドームーンだけである。
※ただしアポロガイストは刀身が光っていない唯の金属棒のようなリボルケインを受けた直後にサイ怪人を呼びリボルクラッシュを妨害した(そもそも原典とは別人扱いのリ・イマジネーションのRXであり、設定が異なる可能性も)ので、両者ともそのまま最大出力で喰らっていたなら死んでいたのでは? という意見もある。
シャドームーンの場合はフルパワーのリボルケインをベルト部分に直撃されたが、一瞬の隙を突いた一撃だったゆえか貫通は免れている。しかし相当のエネルギーを流し込まれた様で、直後全身がスパークした。シャドームーン自身敗北を認めて死期を悟った言動をしており、そして、直後の無理もたたって死亡。リボルクラッシュを決められた事による即死でこそなかったが、死因はリボルケインと言える。
主な発動プロセス
①RXキックで敵をフラフラにします
②左手でリボルケインを抜き
③右手に持ち替え
④敵にぶっ刺し
⑤念入りにグリグリ
⑥出来上がり
派生作品での扱いだと!?
海外で放映された際は、突き刺す描写がエグイということで光弾を発射して倒すという描写に変更された。
他のゲームや仮面ライダーSDでは斬攻撃扱いになっていたことも。うーむ、それではただのギャバンダイナミックではないのだろうか(バイオブレードもあることだし)。OVA版の「SD」では蜘蛛男の口の中に突っ込んで即爆発させていたのでエグさは半減している。
アクションゲーム「ライダージェネレーション」シリーズや「ロストヒーローズ」では、刺さってはいるがRXと喰らった敵を分割して表示するという形を取っていた。
また、ガンバライドでは規制の関係か、長らく突きで相手を吹っ飛すような演出になっていたが…
シャバドゥビ5弾の修正でめでたく完全再現となった。やったぜ!
(同じくスーパーヒーロージェネレーションでも思いっきりブッ刺している)
だが、平成での映像作品においては不遇の極みであり、『ディケイド』では前述の通り不発、その劇場版である『オールライダー対大ショッカー』では他のライダーとの合体攻撃だった為に物凄く簡略されてイマイチ印象に残らず、『仮面ライダー大戦』に至っては、相手に命中する前にRXが倒されてしまうなど、散々な扱いが続いた。
そんなリボルクラッシュだったが、2015年公開の『スーパーヒーロー大戦GP』にておよそ四半世紀ぶりに披露された。
背後で火花を吹き上げながら倒れて大爆発を起こす敵をバックに、独特の決めポーズを取るRX……という原典の演出が忠実に再現されており、さらにこの時リボルクラッシュを決めたのが、因縁の相手とも言えるジャーク将軍(ジャークミドラではない)だったため、古参ファンには嬉しいサービスとなった。
関連項目だっ!
ハリケーンスラッシュ - ほぼ同じ原理の必殺技:ビッグバンスラストを有する。
レオナ・ハイデルン-「リボルスパーク」の名前でほぼそっくりな超必殺技を持つ。武器ではなく素手(手刀)で刺すという違いは有るものの、突き刺してる間相手の背中から火花が散る、引き抜いて一欠っぽいポーズを決めると相手が爆発する、などなかなかの再現度。