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ブルース・ウェインの編集履歴

2018-08-10 18:19:27 バージョン

ブルース・ウェイン

ぶるーすうぇいん

DCコミックスのアメリカン・コミック『バットマン』の登場人物。主人公バットマンの本名。

概要

DCコミックアメリカン・コミックバットマン』の登場人物であり、主人公のバットマンの正体である。


なお、基本的な経歴や人物像は以下の通りだが、時期やシリーズによって微妙に異なるため、多少の食い違いがあるのはご容赦されたし(『バットマン』に限らずアメコミヒーロー全体に言えることではあるが)。


人物

プロフィール

頭髪:黒髪

目:碧眼

身長:188センチ(6'2")

体重:95キロ(210 lbs)

誕生日:2月19日

ゴッサム・シティ最大の企業「ウェイン・コーポレーション」の筆頭株主であり、アメリカ有数の億万長者。


幼い頃に目の前で父トーマスと母マーサを強盗に殺害されるという悲劇に見舞われたことをきっかけにこの世の犯罪と戦うことを決意。学問を究めて探偵術や犯罪捜査術を学ぶと共に、極限まで肉体を鍛え上げて様々な武術を修得し、コウモリを象った高性能スーツを纏って文武両道クライムファイター、バットマンとなった。

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ウェイン・エンタープライズから金を「在庫処分費」と称して「横領」する事で、バットマンとしての活動資金を賄っている。バットマンとしての能力やその他の解説については『バットマン』の記事にて。


性格

何よりも悪を憎み正義を求める誠実な男であり、ひたすらにストイック。だが、その正義を追求する姿勢はあまりにも厳格であり、バットマンである時にはコソ泥やカツアゲのような些細な犯罪も見逃さず、犯罪者に対しては命こそ奪わないまでも一切の容赦無く過剰とすら言える暴力的制裁を加える。また、気難しく頑固なところもあり、自分にも他人にも厳しい性格である。


孤児として執事アルフレッド・ペニーワースに育てられたため、彼への信頼と愛情は絶大である。一方で家庭を知らないためか、他人のみならずバットファミリーにでさえ愛情を示すことが苦手。しかし、仲間に対する愛情は深い。


バットマンとしての正体を隠すために、普段は敢えてヘタレで軽薄な金持ちのボンボンを演じており、その一環として社交界ではプレイボーイとしても名を馳せている。しかし、バットマンとしての自分を優先してしまうため、女性とはあまり長続きせず、アルフレッドやロビンからはたびたび皮肉を言われている。慈善活動は派手なパーティーの口実と思われているが、ブルース自身は亡くなった両親同様に熱心な慈善活動家であり犯罪の遠因となる貧困などと戦っている。


不屈の精神力とチート級の洞察力を持つものの人間的には脆い一面もあり、特に目の前で父母を喪ったトラウマと悔恨の念はバットマンの正義の根源であると同時に、いつまでもブルースを苦しめ続けている要因でもある。


高い教養と洗練されたセンスの持ち主だが、私服から車に至るまでで統一したがる癖がある。


コトブキヤのフィギュア、IKEMENシリーズにおけるキャッチフレーズは「ファミリーを育て、愛した男」

ちなみに

  • 長男は「バットマンが初めて信愛した男」(※)
  • 次男は「バットマンを愛し、そして憎んだ男」
  • 三男は「バットマンに愛を取り戻した男」
  • 実子にして四男は「バットマンに愛を教えられた少年」

という間違ってはいないが誤解を与えかねないキャッチフレーズとなっている。


※当初のキャッチフレーズは「バットマンに初めて愛された男」である。


対人関係

家族/バットファミリー

トーマス・ウェイン

強盗ジョー・チルに殺されたブルースの父親。ウェイン・コーポレーションの経営は他者に任せ、外科医として多くの人々を無償で治療してきた。

息子の幼馴染であるトーマス・エリオットの両親がブレーキ事故に遭った際、母親を救ったが、実は両親の抹殺を目論んでいたトーマス・エリオットは計画が頓挫したことからウェイン家を憎むようになりハッシュというヴィランになる。

フラッシュの長編フラッシュポイントで、「殺されたのがブルースだった」という並行世界ではトーマス自身がバットマンになっており、犯罪者への復讐からヴィランの殺害も躊躇わない冷徹なヒーローとして描かれている。


マーサ・ウェイン

強盗ジョー・チルに殺されたブルースの母親、旧姓ケイン。熱心な慈善活動家であり、アンドリュー・ヴァクスによる小説『バットマン 究極の悪』では児童売買組織の根絶を目指し活動していた様子が描かれている。

フラッシュポイントの番外編ナイト・オブ・ベンジャンスでは、息子が殺され狂い果てたマーサの姿が描かれており、夫のトーマスを責め続けていた。


トーマス・ウェイン ジュニア

ウェイン夫妻の息子でありブルースの兄弟。兄なのか弟なのかは描き手によるため作品媒体によって変わる。

旧設定に置いては交通事故で頭部損傷後、精神病院に入院していたが、そこを脱走し「ブーメラン・キラー」という名の暗殺者になっていた。

善悪が逆転しているアース3に登場するバットマンに相当するオウルマンの本名はトーマス・ウェイン ジュニアとされている。

また梟の法廷では、ブルースの兄弟トーマス・ウェイン ジュニアだと名乗るリンカーン・マーチが現れている。


ヘレナ・ウェイン

ゴールデン・エイジに登場するブルースの娘、ハントレスとして活躍。「アース2」ではパワーガールと共に活躍していた。

リニューアル後、ブルースの娘という設定がオミットされ、ヘレナ・ベルティネリとしてリニューアルされハントレス及び二代目バットガールとして活躍。

「New52」ではブルースの娘という設定が再び描かれ幼少期はロビンであったことが描かれている。


ダミアン・ウェイン

ブルースの息子、五代目ロビンとして現在活躍中。現在の「ティーンタイタンズ」ではダミアンがチームを率いている。

またスーパーマンことクラーク・ケントとロイス・レーンの間に産まれたジョン・ケント/スーパーボーイとの活躍が『スーパーサンズ』で描かれている。


ディック・グレイソン

バットマンの相棒、初代ロビンでありブルースの養子。ナイトウィングとして活躍。


ジェイソン・トッド

バットマンの相棒、二代目ロビンでありブルースの養子。ジョーカーに殺され、ブルースは非常にショックを受ける。後に蘇り、レッドフードとしてブルースの前に立ちはだかる。


ティム・ドレイク

バットマンの相棒、三代目ロビンでありブルースの養子。レッドロビンとして活躍。


カサンドラ・カイン

バットマンの協力者、三代目バットガールでありブルースの養子。「ブラックバット」「オーファン」の名で活躍。


バーバラ・ゴードン

バットマンの協力者、初代バットガール。ジェームズ・ゴードンの養女、ジョーカーに下半身不随にされた後はオラクルとしても活躍。現在はバットガールに復帰した。


ステファニー・ブラウン

バットマンの協力者、四代目ロビンにして四代目バットガール。B級ヴィラン、クルーマスターの娘。ティムのガールフレンド。現在は「スポイラー」の名で活動している。


アルフレッド・ペニーワース

先代からウェイン家に仕える執事であり、両親を早くに亡くしたブルースの育ての親。


友人

クラーク・ケントスーパーマン

良きライバルであり仲間。光と闇、昼と夜と真逆の立ち位置にいる2人だからこそ互いの存在が必要であると認識している。スーパーマンにジョン・ケントが産まれてからは、互いに子を持つ父親としての交流も増えた。


マイケル・ジョン・カーター/ブースターゴールド

ヒーローとしては然程信頼されていなかったが、ジョーカーによる初代バットガール襲撃事件の際、ジョーカーに痛めつけられながらもバーバラを助けようとした男気を買って以降信頼関係が生まれている。


恋人

ジュリー・マディスン

ブルースの最初の恋人であり、婚約者としてコミックに登場した女性。


ヴィッキー・ヴェール

ブルース・ウェインが長く交際していたと言われている女性。作品媒体にもよるが新聞記者、カメラマン、トーク番組の司会者などメディアに関わる仕事についている。


セリーナ・カイルキャットウーマン

ヴィランでありながら義賊的側面を持つキャットウーマンはバットマンにとってロマンチックで親しみやすい敵。バットマンと複雑な愛憎関係を持っている彼女はバットマンの永続的な愛を受けている。ヘレナの母親。


タリア・アル・グール

バットマンの最も永続的な敵の一人、ラーズ・アル・グールの娘。父親への忠誠心とバットマンへの愛情の板挟みとなっているが、父親が絡まなければバットマンに協力的。ダミアンの母親。


ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン

DCアニメイテッドシリーズなどでバットマンはワンダーウーマンを気に掛けていて、彼女のピンチに取り乱すシーンがある。また同シリーズではワンダーウーマンからの頬へのキスや、敵を欺くためカップルに扮してディープキスを交わすシーンがある。


アンドレア・ボーモント

DCアニメイテッドシリーズのOVAマスク・オブ・ファンタズムに登場したブルースの元恋人。

十年前、ブルースがバットマンとしての活動を始めたばかりの頃に付き合っていたが別れてしまう。

バットマンのゲーム、アーカム・ビギンズではバットケイブに彼女からの手紙が無造作に置かれている様子が見られる。


実写映画版で演じた俳優


関連タグ

バットマン

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