ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

グリスト・ロイドの編集履歴

2018-08-15 13:32:57 バージョン

グリスト・ロイド

ぐりすとろいど

『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』に登場する、ギャングラー怪人の一人。

「お宝はグリスト様が頂いた〜!リッスッスン!!」

「計画は順調に進行中リス。ガバガバ儲かるリス〜!」


演・CV:井上賢嗣/スーツアクター:蔦宗正人


データ

身長/183cm(巨大金庫身長/45.8m)

体重/201kg(巨大金庫体重/502.5t)

犯罪歴/裏オークション詐欺

犯罪技/両腕からぼっくんモリモリ

ルパンコレクション/「小さな泡~Les minuscules bulles~」


概要

オークションで大金を巻き上げ、ギャングラーの荒稼ぎと称されるギャングラー怪人

ドングリを持ったリスに似た姿で、首の部分にはリスの尻尾がストール状に巻かれた様な意匠になっており、体の各所に尻尾を思わせる出っ張りがある。語尾に「リス」と付けたり、時折呟く「リッスッスン」が口癖(さすがに人間態に化けている時は言わなくなる)。


松ぼっくりに似た形状を持つ両腕から爆発する松ぼっくりを無限に放つ犯罪技『両腕からぼっくんモリモリ』を持ち、自身の軽い身のこなしで翻弄しつつ犯罪技で相手を攻撃する戦法が得意。また両腕からは紫色の光弾を放つ事も可能。

穴からトゲや銃弾を発射できる、ドングリそのままの形状の大槌『グリドンキ』を装備している。


所有している人魚のルパンコレクション「小さな泡~Les minuscules bulles ~」の力で相手をシャボン玉で気をそらせつつ、体をシャボン玉で覆い隠して姿をくらませる事が出来る様になった。またこのコレクションを自身の金稼ぎの為の囮としても利用している。

ルパンコレクションを収納する金庫は背中にあり、暗証番号は「027」。


人間界に潜伏しているときは、オークショニアを務める男の化けの皮を被っている。

自身が主催する会員制の裏オークションで、上述のコレクションを商品として出品し、落札が決まった途端にどさくさに紛れて化けの皮を脱いでそれを強奪。白々しくも「商品が何者かに奪われたのはお気の毒だが、取引は成立しているので」と、落札者に対して多額の金額を請求するという悪質な手口の詐欺事件を繰り返していた。

今回の劇中での落札額は2億円であり、過去にも同じ様な金額での落札詐欺を何度も繰り返していたとすると、被害額は計り知れない。


ただルパンコレクションの力を活用するだけではなく、それを囮の商品として出品するという狡猾な手口の為、ドグラニオ達からは高い評価を得ている。基本的に手厳しいデストラも、「裏オークション」及び「落札詐欺」といういかにもギャングらしい悪辣な手法で組織に貢献しているせいか、珍しく好意的だった。

モチーフがリスなだけに好物はナッツ類。


活躍

人間界でいつもの様に金を巻き上げるべく、自身はオークショニアに化けてオークションを開催すると、そこへルパンコレクションが裏オークションに出品される情報を入手、回収する為にノエル初美花が会場へと訪れる。

会場で早速自身のコレクションをオークションの品として出品し、「40万」からオークションを開始。「40万って、結構庶民的?」と首を傾げる初美花だが、「単位はじゃなくてドルだけどね」とノエルは訂正。日本円に換算すると約4000万円と知って、呆気にとられる。

落札価格がどんどん膨れ上がる中、他の客がどんな高値をつけようとコグレが支払ってくれるので余裕なノエルは一歩も譲らず、最終的に彼が提示した200万ドル(日本円で約2億円)で見事落札決定。自分の金銭感覚では想像もできない世界を目の当たりにした初美花は卒倒した。


しかし落札が決まった瞬間、突如会場の電気が消えて、参加者が動揺する中化けの皮を脱いでコレクションを強奪し会場から逃走。

逃走した先で、グリストを追跡した二人がチェンジしたルパンイエロールパンエックスが目の前に現れる。ルパンエックスからコレクションを明け渡す様に言われるも、もちろん聞く耳は持たず「はぁ?嫌リスよ。金庫に大事にしまうリス!」と、背中の金庫へルパンコレクションを収納してしまう。

間髪入れずに二人が攻撃を仕掛けるも、素早い動きで翻弄しつつ回避、犯罪技で反撃して二人を怯ませた間に逃走を図るも、その直後パトレンジャーの三人も駆けつけこちらとも交戦状態に。不利を悟ったグリストは口を大きく膨らませるとルパンコレクションの力を発動、口から沢山のシャボン玉を放出し両戦隊がシャボン玉に見惚れている隙に姿を晦ました。


再度化けの皮を被り、変身を解いたノエルと初美花の元へ現れ、請求書を手渡す。

「ハンマーが落ちた瞬間に売買は確定しており、商品が奪われたのは気の毒だが、当方の落ち度ではないので落札金額をお支払い願いたい」ともっともらしい理屈で金を要求するが、ノエルは涼しい顔でこれに応じて落札金額の書かれた小切手をグリストに手渡す。


その後ギャングラーの本拠地に赴き、好物のナッツを食べつつ自身の手口を語ってドグラニオ達からは称賛されているその間、厳重な警備を配置している会場から外から侵入する事は不可能である事を見抜き、オークション会場にいた誰かがグリストの化けの皮であると推測したノエルは、初美花と共にイメージで会場にいた参加者の似顔絵を描き、それを元にジム・カーターに日本警察のデータベースから美術品盗難関係で容疑のある人物の中から4人を探させる。

そして再度人間界に潜伏したグリストを見つけると、オークションを再度開催する様に依頼。似顔絵の4人にも招待状を送る。


翌日何処かのステージでルパンレンジャーの面々はそこで待ち伏せ、予想通り4人がやってくるとノエルは早速、初美花に参加者の顔をつねらせて全員本物である事を確認。

魁利透真は半信半疑だったが、ノエルはコレクションに一番近い場所にいたオークショニアこそがグリストである事を確信、カードを投げつけてグリストの顔に傷をつけ、化けの皮を破られてしまった事で正体が露見してしまう。


騙した事に怒るグリストだが、騙し返しただけと悠々なノエルを筆頭に4人はルパンレンジャーに変身し、攻撃を仕掛けるが軽々とかわして犯罪技で攻撃するがイエローとルパンエックスが向かってきた為、自身はグリドンキを手に持ち、イエローに向かってグリドンキからトゲを発射するがルパンエックスに全て防がれてしまう。


ダメージがない事に首を傾げたが、その先にイエローが足に向かって銃撃を当てた事で膝をつき、ルパンエックスの蹴りを受けて無防備な状態になった隙を突かれてルパンレッドルパンブルーに羽交い締めにされて身動きが取れなくなり、近づいたルパンエックスに金庫へバックルを当てられて解錠、ルパンコレクションを盗られてしまう。更にイエローから飛び蹴りを喰らって吹っ飛ばされる。

そしてそのまま、ノエルが持っていたグッドストライカーの力も借りたルパンレッド分身のイタダキストライクとサイクロンダイヤルファイターでイエローが発動した怪盗ブーストとシザー&ブレードダイヤルファイターを使ったブルーが投擲したシザーブーメラン、パトレンエックスのエクセレントエックスの同時攻撃を浴びて敗北。


直後にゴーシュの巨大金庫を施され、「リッスッスッス~ン!ビック!」と呟きつつ巨大化。これに対し、パトレンエックスはブルーとイエローの手を貸してもらいつつエックストレインを全発進させエックスエンペラーガンナーに合体。ルパンレンジャーもルパンカイザーを発進させる。

対するグリストは両腕から紫色の光弾を放ってルパンカイザーを攻撃するも、高い機動性を誇る相手に難無くかわされてしまい、エックスエンペラーガンナーの放つガトリングショットをモロに喰らってしまう。

さらにルパンカイザーはサイクロン・シザー&ブレードダイヤルファイターを使ってルパンカイザーサイクロンナイトへと合体、エックスエンペラーガンナーの方はエックスエンペラースラッシュへと変形。それでもグリストは果敢に攻めて、エックスエンペラースラッシュの攻撃をかわしながらグリドンキから銃撃を乱射するが弾切れを起こしてしまい、その隙をついた二機の猛攻に圧倒される。

最後は『グッドストライカー撃ち抜いちまえフラッシュ』と『エックスエンペラースラッシュストライク』の同時攻撃を喰らってグリドンキを落とし、「ハンマーが落ちま~す…!落札…」と叫んで爆散した。


そしてノエルに呼び出されたオークションの参加者の4人は、日本警察と合同捜査をしていた圭一郎国際警察によって逮捕された(※圭一郎は「手柄というよりも後始末をさせられた感じだけどな…」と納得いかない台詞を残している)。


余談

名前はリスとドングリを合わせた物に、ネットショッピング内の商品売れ行きを監視して卸入れ数を予測するツール『Storoid』(ストロイド)を掛けている。

ギャングラー共通の骨の意匠は胸部にあるドングリを持つ手と股部分。

テレビ朝日公式の紹介文では「小さな体」と紹介されているが、ギャングラー全体で比べても彼より小さいギャングラーもおり、実際にはそこまで小さい訳ではない。

主にルパンレンジャーと交戦したが、巨大戦時は高速戦闘が得意とするルパンカイザーにガトリング砲が主な武器であるエックスエンペラーガンナーと、自身と明確な共通点がある相手と戦った。


ルパンコレクションのモチーフは電撃戦隊チェンジマンチェンジマーメイドのマスク。

コレクションでは初めて戦隊のマスク自体がモチーフに取り入られ、解説には元ネタの戦隊を連想させる言葉ではなく、登場キャラクターの名前から取られている。

名前の由来はアメリカのロックバンド・Dirty Projectorsの『Little Bubble』を和訳したものと思われる。


犯罪技の由来は東映不思議コメディシリーズの一作『もりもりぼっくん』と思われる。


リスモチーフの戦隊怪人はこのグリストが初。仮面ライダーシリーズでは『仮面ライダーアマゾンズTHE MOVIE 最後ノ審判』に登場したリスアマゾンがおり、こちらもモチーフとしては初。

作品は違えど同年で初モチーフの動物の怪人が短期間に登場したというのは珍しい。


演者が人間態と声を兼任するギャングラー怪人としては7人目となる。映画公開記念で謎解き要素があり、OPでは怪人名は表記されていない。


スーツはマンタ・バヤーシの改造。ボリュームのある上半身のパーツが変更される等しており、一見面影が無いが脚部のデザインはリペイントされつつも残されている。


関連タグ

快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー ギャングラー ギャングラー怪人


仮面ライダーグリドン:武器が似ている。


キュアカスタード:昨年の1時間前に登場した、リスがモチーフのプリキュア。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました