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700形の編集履歴

2019-03-14 18:58:00 バージョン

700形

ななひゃくがたまたはななひゃくけい

700形とは、鉄道車両の形式の1つである。

「700形」の形式を名乗る車両は複数存在するが、ここでは主要なものを取り上げる。


京浜急行電鉄700形

京浜急行電鉄 600形(2代目)616号 昭和56年頃京浜急行電鉄 700形(2代目) 1次車 狭窓 白方向幕

初代700形は京急初のカルダン駆動車として1956年に登場。2扉セミクロスシート車として特急運用をメインに活躍した。1966年に600形に改番され形式消滅。⇒600形の記事を参照


2代目700形は京急初の4ドア車として1967年に登場。4両固定編成21本が製造された。

2005年までに引退し、先頭車22両は高松琴平電気鉄道(ことでん)へ移籍し同社の1200形として現在も現役。


京阪電気鉄道700形

京阪700形

京阪電気鉄道における「700」という形式は「700系」などを含めると3代目にあたる。700形は、石山坂本線をはじめとした大津線系統の直流1500V電化への昇圧に対応させるために1992年に登場。書類上は「新造」の扱いになっているものの、車体は1次車2両編成2本については350形のものを、2次車2両編成3本については260形改造の500形のものを流用したものである。つまり、車体は1960年代のものが現役ということになる。


上毛電気鉄道700型

旅するくまさん66「西桐生駅」

上毛線で使用していた東武鉄道の中古車の置き換え用として登場した京王電鉄3000系の改造車で、1998年から使用している。2両編成8本。


広島電鉄700形

鷹野みゆき誕生祭2013(サイドステッカー08)(右下。2代目700形)

初代700形は1938年から使用していた500形を戦後に改造工事を行ったことで改番したもの。1980年までに引退した。


2代目700形は1982年に登場した全長13.5mの単車体構造の大型ボギー車。1985年までに14両が製造され、以降の増備は800形へ移行した。


西日本鉄道700形

※「ななひゃっけい」と読む

車体は同時期に製造された600形(2代目)と同じであるが、のちに特急形車両として登場した2000形の試作車両として2両ユニット電動車方式、4両固定編成とした。同時に製造された600形(2代目)最終編成とともに西鉄初の冷房車両となったが、竣工から1か月ほどは非冷房車両であった(リンク先の画像からわかるように、竣工直後の試運転の時点でクーラーキセの中身は空っぽであった)。登場時と晩年時の塗装と前面の変化が激しかった(600形も同様)。1972年に1編成のみが製造され、2006年に廃車になるまで活躍。


名古屋鉄道モ700形

【HD名鉄16】小さいけれど働き者【モ700・750形】

名古屋鉄道(後の名岐鉄道。現在の名古屋以西のエリアに相当)デセホ700形として1927(昭和2)年に10両が製造された。半鋼製14m車体で、当初は名古屋市電乗り入れのためパンタグラフのほかにトロリーポールも装備していた。1927年11月には地方鉄道初のお召し列車としても運行された(なお、当形式は動力車兼控車で、御用車は別の車両を使用した)。1932(昭和7)年には高山本線下呂駅までの直通運転の前に当形式で試運転を実施した(営業運転ではデセホ750形とデボ250形を使用)。戦後は小牧線広見線各務原線で運用され、ほとんどの区間が昇圧されたのちは瀬戸線に集結されたが、最終的には揖斐線谷汲線で運用された。1998年に全車廃車され形式消滅。谷汲線最後の主となったモ750形は当形式の改良型。なお、瀬戸線転属までの間に1両は車両工場での火災に巻き込まれ廃車。2両は福井鉄道に譲渡され、4両は北陸鉄道に譲渡された。


上信電鉄700形

JR東日本で使用されていた107系電車(100番台)を購入し、塗装変更や内装変更などの改造工事を施して2019年に運行を開始した。車齢50年を超えた従来車の代替用。


関連項目

鉄道車両 鉄道 鉄道車両の形式の一覧 電車 700系 600形

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