曖昧さ回避
本項目では2.について解説する。
概要
新千歳空港駅~札幌駅~小樽駅を千歳線、函館本線を経由して運行する快速列車。そのルーツは1988年に運行を開始した千歳空港へのアクセス列車である「空港ライナー」である。なお、このとき札幌~小樽間の快速列車はマリンライナーを名乗っており、2000年に統合された。(瀬戸大橋線の同名列車とは無関係。ただし、こちらのほうが先)
1992年に新千歳空港への支線が開業した際に現在の名称へと改称された。
現在は日中札幌~新千歳空港間を15分ヘッド、1時間当たり4往復運行しており、そのうちの2往復が小樽まで直通している。
空港アクセス以外にも、沿線の速達列車としての性格も併せ持っており、そのため日中でも混雑していることが多い。
また、朝夕の一部の列車では札幌駅を境に種別が変わる列車もあり、普通列車の手稲行き、ほしみ行き、石狩当別行き(札沼線直通)が存在するほか、逆に札幌駅からエアポートになる列車もある。(その場合、札幌駅からuシートは指定席になるので注意)
停車駅
新千歳空港駅 - 南千歳駅 - 千歳駅 - 恵庭駅 - 北広島駅 - 新札幌駅 - (白石駅) - 札幌駅 - 琴似駅 - 手稲駅 - 小樽築港駅 - 南小樽駅 - 小樽駅
※白石駅は朝夕の一部列車のみ停車
使用車両
このうち、指定席uシートを連結する6両編成が限定運用されている。
過去に使用された車両
- 711系
- かつての「空港ライナー」の一部とエアポート増発時に一時的に使用された。
- 781系
- 1992年~2002年まで運用。一部は特急ライラックからの直通運用だった。
- 785系 789系1000番台
- 2002年~2016年までスーパーホワイトアロー(2007年からは)スーパーカムイにおいて旭川駅からの直通で運用。ただし、一部は快速区間のみの運用があったほか、ダイヤが乱れた際にも快速区間のみの運用がされた。
- 2016年のダイヤ改正で直通運転が廃止されたことで離脱。