概要
トランスフォーマーシリーズのアニメ作品の一つ。
2019年4月27日からyoutubeのタカラトミーチャンネル、ボンボンチャンネル、
キッズボンボンより配信開始。
作風・吹替
地球を舞台に、何らかの理由で記憶を失ったバンブルビーが主人公となる。
アニメーション制作は前作アドベンチャーや
アイルランドのアニメーション制作会社"Boulder Media Studio"に交代。
キャラクターデザインはかつてのG1デザインキャラクターがカートゥーン調に描かれる。
吹替はプライム以来7年ぶりに岩浪美和氏が担当。
ナレーション・MCはボンボンTVのユーチューバー・よっちが担当し、OPとEDで軽いトークを挟んで子供向けにアプローチを行っている。
岩波氏が脚色を担当しているが、吹き替えにおける遊び具合は前作とどっこい程度。
しかしキャスティングはこれまでの総決算のようであり、両リーダーに子安武人と千葉繁を起用し、それ以外もバンブルビーやスタースクリームなど過去作と同じキャスティングが目立つ。
また、トランスフォーマーのファンを公言している女性声優・悠木碧がヒロインであるウィンドブレードを担当している。
アドリブ・脚色ネタにおいては岩波氏らしく庶民的だったりメタっぽい内容が非常に多い。特にメガトロン役の千葉繁氏は安定のフリーダムっぷりである。
日本版では先の通り岩波作品オールスターという感覚である一方、海外版では今までオプティマスを演じてきたピーター・カレンを起用せず、メガトロン役も別人が演じる(もっともこちらはほぼ平常運転だが)など、よりG1に近い世界観を踏襲しながらも新たな試みが行われている。
内容
記憶(と発声回路)を失ったバンブルビーが、ウィンドブレードの協力の元、過去の思い出を辿って自身に起きた出来事や、仲間の乗った宇宙船アークを探し出すというストーリー。
そのため既存作品と違い人間の描写はほとんどなく、サイバトロン星におけるトランスフォーマー達の様々な文化や私生活に重きを置いている。
シーズン2からはよりオールスパーク争奪戦が激しくなり、これまでの作品と同じ集団戦を描いていくようになる。日常のトラブルが描かれるというスタイルやテンションは変わらない一方、初っ端からスタースクリームの殺害シーンが描かれるなど、オートボットとディセプティコンの空気感の違いも鮮明となっている。
基本設定やキャラ設定に、IDW版コミックから取られたものが非常に多いのも特徴。
登場人物
オートボット
オールスパークを守るために戦うトランスフォーマー達。オプティマスを中心としている。
CV:木村良平
主人公。ボイスの破損に加えて記憶回路も故障しており、テンションがおかしくなっている。まともに話せるのは脳みそ繋げるくんで思考が繋がっている時だけだった。シーズン2では修理されたようで、普通に喋れるようになった。
CV:悠木碧
何故かヒロインに抜擢。アドベンチャーとは異なり幼馴染のお姉さんポジション。一番アクションシーンが多い、本作のアクション女優。
CV:子安武人
我らがリーダーだが、本作では保護者役。コンボイと呼ばれると慌てて止めたり、出番を気にしたり日本語版は大分テンションがゆるい。
CV:稲田徹
ティラノサウルスに変形。これまでのシリーズと違い機械にも強い兄貴分。アークの地球墜落後は恐竜達を率いていたが、恐竜絶滅の原因となった事件で山の中に埋まって眠りについていた。目覚めた直後は記憶がなく暴走していた。かつては恐竜の手のパーツが見当たらない姿をしており、地球に来る前には別のものに変形していたことが伺える。
CV:上田燿司
CV:上田燿司
CV:鶴岡聡
CV:佐藤拓也
CV:岩田光央
ディセプティコン
敵役だが、どちらかというと間抜けな下っ端役が目立つ。シーズン1の終盤から参謀達が集結するようになる。
CV:千葉繁
CV:鶴岡聡
CV:赤崎千夏
CV:上田燿司
CV:鶴岡聡
CV:渡辺明乃
CV:稲田徹
CV:渡辺明乃
CV:鶴岡聡
CV:赤崎千夏
CV:上田燿司
CV:上田燿司
CV:稲田徹