データ
登場 | 第1世代 |
---|---|
威力 | - |
命中 | - |
PP | 10 |
タイプ | ノーマル |
わざ分類 | 変化 |
効果範囲 | 自分 |
直接攻撃 | × |
備考 | 自身の体力の1/4を使って身代わりを作り出す |
概要
初代から存在する技。
言葉通り、自身に対する攻撃を代わりに受ける「身代わり(分身)」を作る技。
なお、この「体力の1/4」というのは端数を切り捨てる為、採用する場合はなるべく体力を4の倍数にしないことが重要になる。
ちなみに体力が足りない場合は失敗するのでご心配なく。
技マシンの使えるポケモンは、レベルで覚える技しか技マシンで覚えないポケモン以外全員が習得可能。まもるやねむると違ってちゃんとレジギガスも覚えるのでご安心を。
ついでに体力を削る行為はコストなのでダメおしは適応されない。
主な使い方は主に相手の攻撃を透かすことだが、無計画に使うとすぐ潰されるだけになってしまう。だが変化技の大半を無効化することができるため、相手の変化技に対して先手を取って使うと決まりやすい。
また、体力を削ることによって効果を発揮するアイテムや技などとも相性が良い。
また「りゅうせいぐん」や「オーバーヒート」などの使うと能力が下がる技を受ける際や「げきりん」のターン数稼ぎ、技のPP削りなど、技を無駄打ちさせる時にも有用。
「まもる」とはまた違った使い方が出来るので、やや玄人向けとは言え非常に有用である。
欠点としては変化技の中でも「アンコール」や「かなしばり」、「ちょうはつ」は無効化できないことがある。
また連続技(「つららばり」など)の回数がまだ残っている時に「みがわり」が壊れると、残りの攻撃が本体に飛んでしまう。
加えて第6世代では「むしのさざめき」「ちょうおんぱ」などの音の技や特性「すりぬけ」を持ったポケモンの全ての技が「みがわり」を無視して本体に当たるようになってしまった。最もみがわり自体の体力は「体力の1/4」である為、火力さえ十分あれば殴られるだけで無駄に終わる。
耐久型の場合は毒や「やどりぎのタネ」等で削るポケモンが多い為、それらをかわすのには非常に有効。
オニゴーリの「ムラっけ」、グライオンの「ポイズンヒール」等の時間稼ぎにも使われており、上記の弱体化はこれらの害悪戦術が5世代で溢れたのが原因。第6世代ではこれに加え、「いたずらごころ」+「いばる」を組み合わせたいばみが戦術も多くなった。第7世代では「いたずらごころ」と「いばる」の弱体化により後者は環境からほぼいなくなったが前者2名はノータッチ。何故なのか。
ちなみに初代における「みがわり」の技マシンはコイン7700枚との交換であり、たくさんのコインと交換して一体何ができるのだろう、とワクワクしていた少年少女たちを「身代わりを作る」という意味不明な効果で困惑させた罪深い技。
ポケダンではみがわりの分身を出すのではなく、使用者本人がみがわり状態になる
敵が最優先で狙ってくるようになるタベラレルー系と同じ状態になる
モンスターハウスで仲間や同行者を守る時に活用してほしい、自分がやられたら意味ないが…
グラフィックの変遷
初代・第2世代
ポケモン選択画面でサイドンやカメックスなどに使われていた怪獣アイコンが流用されている。
ポケモンスタジアム
サイドンを模した人形が出現する。
第3世代以降
イラストのような人形が出現するようになっている。
『スマブラ3DS/WiiU』でゲッコウガが使用するものもこの形(これとは別に丸太を使う場合もある)
アニメ版
アララギ博士のアギルダーが使用するが、その際は自身とそっくりな分身を出していた。
公式グッズ
第3世代以降のみがわり人形は、愛らしい姿から密かな人気を誇っており、Pixivでも自作のぬいぐるみを投稿しているユーザーが見受けられた。
しかしポケモンではないため、長らく公式グッズなどは販売されていなかった。
だが2013年1月、ついにポケモンセンターにて第5世代仕様の「エルフーンのみがわりぬいぐるみ」が発売された。
ほとんどのポケモンセンターではすぐに完売してしまうほどの大人気で、現在までに何度か再販もなされている。
ちなみにこのぬいぐるみは、2014年4月の『大乱闘スマッシュブラザーズダイレクト』でも、ポケモン紹介の際に桜井政博ディレクターの"みがわり"として登場した。
関連タグ
ポケモン状態異常・状態変化(イメレス企画 こちらから)