概要
2017年より三池崇史総監督によって制作されている、女児向けのバトルヒロイン特撮作品のシリーズ。
主幹プロジェクトマネージャー(PM)は小学館の佐々木礼子。佐々木は元はADKのプロデューサー。ADK在籍当時はNAS(子会社)出向組として『アイ!マイ!まいん!』を担当し、のち本社帰参組となってからはプリキュアシリーズにおいては『スイートプリキュア♪』から『ドキドキ!プリキュア』41話まで携わっていたADK側の主幹プロデューサーであった。
制作はOLM、企画展開は小学館、玩具展開(スポンサード)はタカラトミーが行っており、テレビ東京系列で日曜朝9時代前半枠(9:00~9:30)で放映されている。また、キッズステーションでも放送されているほかBSジャパン→BSテレビ東京でも放送されたことがある。
また、これら各社による次世代ヒロインおよびコンテンツの可能性を探るための発掘プロジェクトとしての側面を持っている。(要はスーパー戦隊や仮面ライダーシリーズが若手俳優にとっての登竜門としての機能側面が存在するように、少女子役やジュニア雑誌モデルにとっての登竜門として機能できる事を狙ったプロジェクト作品群としての側面を持っている)
なお2019年(正確には第3作である「ファントミラージュ!」の正規プロモーション)より『ガールズ×戦士シリーズ』という呼称が用いられるようになっており、シリーズに対する呼称がダブルスタンダード化している。(「マジマジョピュアーズ!」本放送および「ファントミラージュ!」のティザープロモーションまでは、あくまでも『ガールズ×ヒロイン!シリーズ』としてプロモーションされていた)
作品一覧
余談
戦隊や仮面ライダーなどの他の特撮とは異なり、着ぐるみの怪人が存在しておらず、さらには直接的な戦闘シーンも存在しない。
関連タグ
ケータイ捜査官7:テレ東系列、監督が同じ特撮枠などの類似点あり。
愛天使伝説ウェディングピーチ:こちらは1995年の女児向けアニメ作品。テレ東系列、OLM実制作(ただし実際に名義が出ているのは発注元のKSS)、小学館の企画、タカラトミー(当時はTOMY)による玩具展開、などの共通点があり、言うなれば企画上のルーツにして先輩格。ついでに言うと広告代理店企画系列も佐々木PMの古巣であるNASだったり。
プリティーシリーズ/プリティーリズム・オーロラドリーム:同じくタカラトミーが企画に絡む、テレビ東京系列の作品。オーロラドリームに関しては小学館も関係している。
東映不思議コメディーシリーズ:後半は当シリーズと同じくヒロインものが中心(「不思議コメディ美少女シリーズ」と呼ばれる)だった。ちなみに美少女シリーズのぴょんぴょん連載漫画版を手がけていた一人が上述したウェディングピーチで漫画作画を務めた谷沢直である。(ぱいぱい・いぱねま・シュシュトリアンを担当)
美少女戦士セーラームーン(ドラマ):原作付きだがヒロインもの。本シリーズが登場するまでは、この作品が女児向け特撮ジャンル最後の作品であった。脚本は小林靖子。この作品でデビューした女優は後にブレイクしており、本シリーズは、その方向性を意図的かつ計画的に踏襲および維持する事を目的にしているともいえる。(制作会社もスタッフもスポンサーも放映局も異なるが)
リカちゃん:毎年ピンクの衣装を着た人形を発売している。