概要
大空ヒロの新たなる専用機。某特撮ヒーローの強化フォームの如く、本編に先駆け劇場版で登場している。
世界の最適化と称してやりたい放題のミゼルに対抗するため、世界中のLBXプレイヤーやメーカーの協力を得て開発された山野淳一郎製オリジナルLBXである。当然世界に一つだけのオーダーメイド。
当初は山野バンの使用機として制作された。バンの手で初陣を飾りオーレギオンを撃退。
その後バンの判断でヒロの専用機となっている。
文字通り人類最後の希望として産み出されたLBXであり、オーディーンMk-2や多くのLBXプレイヤーと共にミゼルそのものとなったオーレギオンに立ち向かう。
機体情報
アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。古代ギリシア・ローマの甲冑のような頭部に騎士風のボディと、アキレスを思わせるデザインになっている。それだけでなく、ヘッドパーツの鶏冠の形状や腰のマントなど、「ペルセウス」の面影も取り入られている。
半恒久エネルギー機関「エターナルサイクラー」をエネルギー源としており、無尽蔵のエネルギー供給と圧倒的なパワーを実現している。
双方の直系らしく、特殊な機能はビット以外は一切持たず、素のポテンシャルを極限まで高めた機体となっている。
LBX開発の第一人者で多くの高性能機を産み出してきた者のお手製であり、大空遥ら多くの優秀な人材が結集し、世界中から提供されたデータが反応されているため、スペックにおいて他のLBXとは別次元の強さを誇る。
背中には「ソードビット」の発生装置が搭載されている。
名前の通り剣の形をしたエネルギーを作り出し、四方八方から敵を追尾し切り裂く強力な機能である。
ほとんどのLBXはその攻撃に対処することは出来ず、オーレギオンすら最初は避けられなかった。
基本装備はソード「オートクレール」とレイピア「デュランダル」を装備している(レイピアと言ってもかなり太いが)。二刀流なところにペルセウスの影響がうかがえる。またデザインも豪華。
剣の名前はシャルルマーニュ伝説に由来するが、実はデュランダルの元々の持ち主はトロイア戦争でアキレスと敵対していたヘクトールの物である。
必殺ファンクションは青いエネルギーを巨大な剣状にまとめ振り下ろす「ビックバンスラッシュ」。
また、オーディーンMk-2と連携することでド派手な合体必殺ファンクション「ダブルレイウイング」を使用する。火の鳥を思わせるエネルギーを身に纏い相手に突撃する演出は、最終決戦に相応しい。
しかし、メディアミックス作品「LBX列伝」でもヒロの愛機として登場するが、
暴走したエンペラーM5によって撃破されるという衝撃的な最期を迎える。
いかに7年前の機体とは言え、世界を救った機体としてはあっけない最期を迎えたものである。
なお、残存パーツはアラタのアキレス・ディードに組み込まれ、
最終決戦用LBX「アキレス・ディードカスタム」として生まれ変わる事になる。
プラモデル情報
プラモデル「No.036 LBX アキレスD9」は、2012年12月1日発売にされている。
関連イラスト
関連タグ
ダンボール戦機 ダンボール戦機W LBX 大空ヒロ オーディーンMk-2 アキレス
ヒロ歴代使用LBX・・・ペルセウス(ダンボール戦機) イカロス・フォース ディ・レギウディア