曖昧さ回避
- NHK総合テレビにて1978年1月5日、同年3月22日および同年5月から1986年3月まで放送されたバラエティ番組。司会は山川静夫。大袈裟かつバカ真面目に科学の力でなんとかしてみる番組だった。2016年4月から放送されている「ガッテン!」の前身てある『ためしてガッテン!』のルーツ的番組と言える。
- ウルトラセブンの変身アイテムの名称。本項で詳述。
概要
モロボシ・ダンからウルトラセブンに変身(厳密にはセブンはあくまで「地球人の姿を借りている」だけなので「本来の姿に戻る」と表現した方がより正確ではある)する際に使う真紅のメガネ状の変身アイテム。
創作広しと云えど、このタイプの変身説明を明かした者など、『だぁ!だぁ!だぁ!』第44話に現れた 鯉のぼり星人くらいだろう。
変身時の独特の効果音も特徴である。
変身プロセス
ダンがウルトラアイを装着する→頭頂部から徐々にウルトラセブンの姿に変化する
→完全に変身が完了した時点で巨大化する
というのが基本プロセス。人間大で活動する際などは最後の巨大化を省くこともある。
巨大化する際は胸を張って両腕を大きく振り上げた、ウルトラマンとは異なるポーズをとる。このポーズは息子など他のセブンタイプの戦士にも踏襲されている。
ちなみに、『ウルトラマンギンガ』で、石動誠一郎がダークダミースパークを使ってウルトラセブンダークにダークライブした際にも同じような演出が取られた(特徴的な効果音もそのままであった)。
キーアイテム
セブンに変身するための超重要アイテムなのだが、日頃の扱いが壮絶に悪い。宇宙人の策略で何度か盗難に遭っているがそんなのはまだいい方で、単に落としたり置き忘れたり、しまいにはウルトラアイ無しで変身したことすらあったりと、ツッコミどころに事欠かない。カプセル怪獣はちゃんと持ってたのにウルトラアイだけ無くしたということも結構ある。カプセル怪獣に無理にでも出番をやるためなのかもしれないがそれにしても酷い。
特に『ウルトラマンレオ』にて、マグマ星人達との戦いで重傷を負ったダンが再びセブンに変身しようとした際、激しい炎を吹き上げて焼け爛れてしまい、セブンへの変身能力を失ってしまっている(これはレオ=おおとりゲンを焚きつける為にウルトラ念力で破壊したという見方もある)。
後に修理の為にウルトラマンジャックによって光の国へと運ばれ、修理完了後にダンの元に戻っている。
系統アイテム
ウルトラゼロアイ
ウルトラマンゼロが『ウルトラマンサーガ』までに使用していたアイテム。折りたためる上光線銃としての機能も有するなど父親のものより多機能。
ウルトラゼロアイNEO
現時点でのゼロの変身アイテム。上記のゼロアイの機能を廃止したのと引き換えに、ライザーとの連動による強化変身機能を加えたもの。
トレギアアイ
ウルトラマントレギアが使用するアイテム。どちらかというと仮面というべきかもしれない。
ニュージェネレーションアイ
ウルトラマンレイガの変身アイテム。これによりウルトラマンタイガがウルトラマンタイタスとウルトラマンフーマ以外にも、新たに歴代のニュージェネレーションヒーローズの最終形態と融合を果たし、レイガとなる。見た目はウルトラゼロアイNEOのリペイント。
アコレイザー
ウルトラセブン21の変身アイテム。しかし劇中では一度も使用されていない設定上のみの存在。
丸山浩氏の画集にてそれと思われるアイテムの初稿イラストが記載されている。横長のモノクルから、左部を横にスライドさせることで透明のレンズが露出されるというもの。
その他
ちなみに初代のものは話によって形が微妙に違う。
変身の原理は、「空気中の光エネルギーを集めて変身する」「指で持つ部分にエネルギーボタンがある」など、資料ごとに記述が異なっている。
ウルトラアイを作る技術を持っているのは、ウルトラの父ただ一人らしい(『レオ』放送中の児童誌による)。
関連項目
パワーレンジャー・ジャングル・フューリー:こちらも初期戦士3人の変身道具がメガネ(より正確にはサングラス)である。
勇者ヨシヒコと導かれし七人:主人公であるヨシヒコが、彼だけには肉眼で見えない仏を見るためのアイテムとして登場(他にも「古典的な赤青の3Dメガネ」や「金環日食観測用グラス」でも代用可)。ちなみに許可を取っているどころか、円谷プロそのものが製作に協力している。
鯉のぼり星人:『いえ!変身を解いたのです!!』