輝く12枚の翼をもつ両性具有。「暁のルシファー」と呼ばれるほど、天使の間でも際立つ美しさを持つ耽美な堕天使。
不動明を非常に愛している。
サタンの確認されている人間態が飛鳥了、不動ジュンなどの白人の血が入ったハーフ、アスカ蘭という純粋な白人だという事から、サタンの容姿は人間で謂えば白人という人種の枠に収まるのだろう。
永井豪ワールドの破壊と創世を繰り返す神として、様々な作品のラストに降臨する。
pixivでは「サタン」タグだけでの投稿が多いため、「デビルマン サタン」で検索すると良いだろう。
誤解のないように
尚、大魔神サタンとは本来サタンと悪魔王ゼノンの合体した完全体の名であり、サタン単体では厳密にはこの呼び方は相応しくない。サタンタグでのデビルマン投稿が多い理由でもある。
正しくは、サタン単体はサタン若しくは堕天使サタン・大魔王サタン(CBキャラワールドより)・天使長ルシフェル・暁のルシファー(バイオレンスジャックデビルマンレディーより)と呼ぶのが本来は正しい。この記事はサタン(デビルマン)と聖書のサタンを混同しない為に敢えて大魔神の名を使っている。
概要
初出は1972年より連載された漫画「デビルマン」。設定が異なるアニメ版には登場しない。
地球を含む小宇宙を創造した「神」を「親たち」とあおぐ天使で、「暁のルシファー」「天使長ルシフェル」と呼ばれていた。
本編より200万年前、地球の支配種族だったデーモン族を「失敗作」として小宇宙ごと無に帰そうとする神に反乱を起こす。
神の軍勢により滅ぼされかけていたデーモン達にとって、地上に降りてきたサタンはまさに救世主であり、「魔王」を超える「大魔神」と崇められる。
サタンはデーモン達を指揮し、神との戦いに勝利を収めた。その後は、次なる神との戦いに備え、自ら氷の世界に身を沈め、200万年の眠りについた。
本編より2年ほど前、氷の世界から蘇ったサタンは、美しかった地球が新生物「人間」に汚されている様を目撃。その存在を許せず、地上から人間を滅ぼすことに決める。
サタンの計画通り、人類は自滅に近い形で、滅びへの道を辿ることとなる。
しかしサタンには、ただひとつの誤算があった。
主な登場作品
『デビルマン』(漫画) - 上述。アニメには登場しない。
『バイオレンスジャック』 - 事実上『デビルマン』の続編にあたり、ラストに登場する。
『デビルマンレディー』 - かつて「暁のルシファー」と呼ばれ、不動明の親友にして最大の敵だった存在。地獄の底で氷漬けにされていた「暁のルシファー」と「悪魔王ゼノン」の融合体としても扱われる。
『デビルマンサーガ』 - 「暁の明星 ルシファー魔王(サタン)」として、鎧を纏って冒頭に登場。
『デビルマンG』:外宇宙人の血を引くデーモンとして登場。飛鳥了ではない。
『CBキャラ』
『DEVILMAN crybaby』- 漫画版同様、明を愛しているが、自身はその感情が愛であることに気付いていない。
関連人物
あしゅら男爵 - サタンが横割りなら、こちらは縦割りの両性具有。
大魔人ユラー - サタンが「悪魔王を超える大魔神」なら、こちらは「地底魔王を超えるマグマの神」。
火のエル - サタンと同じく古代にて地球人を滅ぼそうとする同胞に反乱を起こし、現代にて主人公に戦う力を与えた高位の天使。
アポロニアス - サタンと同じく地球人を圧迫する同胞に反乱を起こした高位の天使ならぬ天翅。
悪魔ほむら - 海外で特にサタンの影響が指摘されている。
ブルー(プリキュア) - 他作品における、本編前に地球を外敵から守り、本編序盤にて主人公に人類の敵と戦う力を与える神様。また、サタンが「人間の少年に恋する神様」なら、こっちは「人間の少女に恋される神様」と対称的なところもある。
夜神月 - サタンがとった作戦と同様の作戦を駆使した場面がある。
関連タグ
明サタ:サタンは公式で不動明を愛している。
明了:飛鳥了も海水浴回及びリトル・ビックボーン回で明を恋愛的に愛していると判明。