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70代に突入した永井豪が挑む「デビルマン」の新作である。

2015年より2020年まで「ビッグコミック」にて連載された。


永井自身が「もう二度と描くことはない」と思っていた「デビルマン」に再び挑むとのことで「デビルマン最終章」「目指せ最高のデビルマン」といったキャッチコピーが付けられている。

概要編集

2025年。若きロボット学者主人公「不動勇希(ふどう・ゆうき)」は、介護や人助けのためのロボット技術を研究している平和主義者で、アメリカロボット産業が軍事利用に特化しつつあることに、危機感と反発心を抱いていた。

しかし経営に向かない性格から、銀行に乗せられ借金を抱えてしまった不動は、新婚早々東京にいるの「美紀」と離れ、ロボット産業の最大手であるメントール社の協力を得るため渡米。

研究施設で「悪魔の壁画」と「悪魔の鎧(デーモン・アーマー)」を目撃した不動は、未知の古代超科学に魅せられ、その研究者魂から、これらの研究に取り組むことになる。

さらにメントール社の親会社である、世界最大の軍需企業「ル・ファール社」の本社パーティーで、かつての親友「竜アスカ(りょう・あすか)」と再会。アスカがル・ファールの大株主であり、自分を推薦した人物であった事実を知るが…。

キャラクター編集

とりあえず冒頭には上述の「」(デーモン・アーマー)を纏ったサタンアモンシレーヌが登場。アモン&シレーヌは同じ陣営で共闘し、サタンの軍勢に立ち向かおうとしている…ように描写されている。一応。


「不動」と「美紀」は「デビルマン」とはキャラクターデザインが微妙に異なる。不動明牧村美樹が、現代を舞台に平和に大人になって、そのまま結婚していたらこんな感じ?というイメージにも見える。

しかし「竜アスカ」は飛鳥了そのままの姿で登場する。

このデザインやネーミングの差異の意味など、詳細はまだまだ一切不明。

余談編集

同じ様な形で登場人物の設定を変更し、主人公が鎧を纏う設定は未完に終わった「マジンサーガ」という作品がある。

こちらは「マジンガーZ」をモチーフにしたもので、なんとこの作品ではデビルマンが登場する予定であったという。

関連タグ編集

永井豪 デビルマン

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